平成29年度第2回漢検1級


 今年もこの時期を迎えました、第2回漢検1級の時期です!

 今回も受けてきましたよ。



 ちなみに前回、H29-1の結果

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 自己採点+1点の169点でした。


  書き
 羈束→× ちゃんと書いたはずでしたが、しかたない
 雲游→○ 意味はこっちのほうが正しそう

 読みは問題用紙にぱぱっと書いたものが間違っていて、解答用紙に書いたものが合っていたみたい
 

 とにかく合格でひと安心。合格者数66人合格率5.2%って、H28-1の再来ですね。とってもむずかしかったです。











 こんにちは。ブログ更新の気力がほしい! ぶろです。


 ブログ更新についてはたびたび考えています。

 広告うっとうしいですよね、1ヶ月に1回以上更新するだけでいいのに、それすらままならない…



 理由はなんといっても更新するのに掛かる時間! しっかりした記事になると検証と執筆、推敲をあわせて6時間以上かかります(「漢検準1級の勉強法」などです)。


 それに加え、ふと思ったことやちょっとしたことはすべてTwitterで解消してしまうこともあります。


 そもそもこのブログは、ふとした出来事や感じたことなどを発散する目的で開設しました。そのためTwitterが普及した現在、ここはそういった"見て得しない情報を書く"という主たる目的を失ってしまいました。




 存続させる理由は薄れましたけど、このブログを閉鎖させる予定はありません。こちらでは、なるべく有益な情報(といっても自己満足に付随する何かですが)を発信していけるといいです。














 前置きはこのあたりにして、本題へ。




 前回(H29-1)ではちょっとしたミスがいくつもあり、新たな故事諺の勉強や四字熟語の復習など、自分なりに結構がんばったつもりでしたが奮わず。消化不良で、勉強していた内容なのにも関わらず解答できない問題もありました。



 今回は消化不良にならないよう徹底…とは案の定ならなかったです。検定日が迫るごとにわき出てくる、こなしたい目標の数々。それらの目標をすべてこなしていったら消化不良どころではなく、もはやひととおりこなす時間すらありません。


 徹底的にやるリピーター上位の方々はこういったことを紙にまとめてるのでしょうか。今からでも少しずつ、次の検定に向けてがんばれればなと(笑




 短期間でどれだけミスを減らせるか、解答できる問題をすんなり解答できるか、それが今回の課題でした。


 いきなり普段見ないような読みに取りかかると、たまに勘違いをしてしまいます。熟語を連想するとき、字が思い浮かばないこともあります。考えればわかるはずなのに答えられなかった問題はさぞ悔しいものです。


 それをなくすため、今回はむずかしめの熟語の読みに慣れよう! というコンセプトで最終調整をしていきました。


 新たな熟語もちょっとは学びましたが、勉強しても出ないだろうくらいの気持ちで打ち切りました。深追いすると底なし沼にはまってしまいます…




 私が所持している過去問の(一)読みすべて + 文章題等の初出難問や、文章中に含まれている気になった字を書き出していきました。

 読みは音訓あわせて30問、気になったものは多くても12個程度なので、さほど多くはなかったです。


 これをひととおり行い、残った時間は苦しまぎれの、以前わからなかった問題まとめノートをひたすら眺める作業。検定直前まで眺めていました。






 以下、自己採点結果と項目別のコメントです。




 「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
 「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
 「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。






 今回も、自己採点にははぶさんのブログを参考にしました。いつもありがとうございます!





 (一)、読み: 26/30
 
 読みの出題レベルは最近安定してきたはずでしたが、今回はかなりむずかしく感じました。いちいち難解です。数日前に十数年前の過去問を眺めてしまったからなおさら! 今後も難化傾向、読みにくい文章でしょう。



 (二)、書き: 38/40

 過去問と、残りは変なものやひっかけ問題という印象でした。1級はなんでもありなので、こういう出題傾向のこともあります。



 (三)、語選択書き取り: 10/10

 ひっかかりやすい問題なのでやや難といったところでしょう。
 よく読んで考え、どの語群がダミーか見抜ければ全問正解できる内容でした。



 (四)、四字熟語: 30/30

 新出の四字熟語は比較的予想しやすかったものの、常用漢字の四字熟語が2問ありました。常用のものがむずかしく、ここで語群を見抜けなければほかにも飛び火する可能性がありむずかしかったでしょう。
 意味を答えさせる問題も相当解きにくく、こんな意味があるのかと考え込んでしまいました。消去法で解答できるものの、簡単に満点を取らせてくれる内容ではなかったです。初合格を狙ってた人はびっくりしたでしょうね。



 (五)、熟字訓・当て字: 9/10

 前回に引き続き今回も国名登場。新出が多く、普通に勉強していたら5問しか取れないような… 一番軽視していいこの項目、ちょっとは勉強しなさいということでしょうか。



 (六)、熟語の読み・一字訓読み: 9/10

 今まで、「訓読みは漢検漢字辞典の第一版に掲載されているもののみ」という暗黙の了解がありましたが、今回は第一版に掲載されていないものも出題されたようです。このような訓読みは知らなかった!というものがちらほら。



 (七)、対義語・類義語: 20/20

 相変わらずここが易化することはありません。新出5つ? 残りの過去問も、私の記憶の片隅にあるようなものでした。
 たまたま知っているものばかりでした。


 (八)、故事・諺: 20/20

 故事諺の難化は一段落したようです。新出はわりと答えやすい問題の類かなと感じました。



 (九)、文章題: 20/30

 前回があれだけむずかしかったから、今回は易化するに決まっている…! 結果、ものすごくむずかしかったです。
 後半の文章は漢文書き下しなので、なじみのない熟語が多く、正解できる人はほとんどいなそうです。ただ正解する人はどこかにいますので、そこは教養や日ごろの鍛錬でなんとかしなくてはいけないのでしょうか。
 ともかく、この難度が続く限り、文章題の大幅失点は避けられません。合格を狙うなら、ほかの項目すべてあわせて20点程度の失点で抑えなければならなくなりそうです。
 リピーターで心底よかったなと感じます。初合格を狙う方々、殊に、合格したいと切に願い、狂ったように勉強してきた方々の努力がまったく報わず、心が折れる方続出じゃないでしょうか。解答を知ったら、漢検1級の勉強をしていたのに、こんなんじゃない!! ってなりますよね。いやはや漢検1級もついにここまで難化しましたか。




 自己採点で 182/200





 受検した方の意見を聞く限り、前回の超難問と同程度のむずかしさだったようです。

 私がたまたま知ってた、答えられた問題が多かったからか、前回に比べると易化したように感じました。



 ともかく、あまり気に病まず、楽しく受けましょう。検定前のわくわく、検定後の楽しさは今回が一番でした。






 今回も出題級まとめをします。


 配当漢字を「1級」「準1級」「常用(その他)」にわけて、出題級がどのレベルだったかを調べます。もちろん1級配当じゃないものがメインです。


 えっ? 漢検1級なんだから、すべて1級配当の漢字、「薔薇」とか「檸檬」、「顰蹙」みたいなのばかりなのでは? そうではないんです。


 常用漢字の問題が多いと総じて難問な気がします。今回はどうなのでしょうか。


 以下テンプレ



・各項目別に、漢検1級配当ではないものの配点を挙げ、( )内には常用漢字のみでの配点を挙げます。
常用漢字のみの構成で2点分、準1級配当までの構成で1点分なら 3(2) と表記します。

・標準解答が複数あり、どの字を書くかによって配当が変化するものは、より一般的なものを選びます(そのつど註釈をつけます)。

・常用漢字でも、常用外の読みであれば準1級、1級配当の読みと記載されていたら1級とします(常用外の判断については、平成24年3月発行「漢検要覧1/準1級」に準拠します)。

・熟字訓は、1級配当ではない漢字で構成されていても、例外を除きすべて1級配当とします。

・各項目内容:(一)読み、(二)書き取り、(三)語選択書き取り、(四)四字熟語、(五)熟字訓・当て字、(六)熟語の読み・一字訓読み、(七)対義語・類義語、(八)故事諺、(九)文章題 です。










 ◎ 平成29年第2回

(一) → 0(0) ※1
(二) → 6(2) ※2※3※4※5
(三) → 2(0)
(四) → 4(4)
(五) → 0(0)
(六) → 0(0)
(七) → 0(0) ※6
(八) → 4(2) ※7
(九) → 10(8) ※8※9


計 → 26(16)



※1 甚くは、「イタ - く」という読みが1級配当。
※2 センドウは、「顫動(1級)」「戦動(常用)」どちらも正解だが、「顫動」を一般的とし1級配当。
※3 オオマガトキは、種種の表記があるが、「大禍時(1級)」を正解とする。「マガ」という読みが1級配当。
※4 メカすは、「粧(めか)す」という読みが1級配当。
※5 ワメくは、「喚(わめ)く」という読みが準1級配当。
※6 キッソウは、左にソという読みが見当たらないので1級配当とした。
※7 オコは、「烏滸(1級)」「痴(1級)」「尾籠(常用)」どれも正解だが、「烏滸」を一般的とし1級配当。
※8 ムベは、「宜(むべ)」という読みが1級配当。
※9 タうは、「勝(た)える」という読みが1級配当。



 1級配当じゃない漢字が意外と少なかったです。

 それよりも気になったことが、読みが1級配当の常用漢字多すぎ!!

 前回2問出題され、今回も1問出るかな? くらいの考えでしたが甘かったです。6問ですか、めちゃくちゃ多いです。




 この難化で、合格を目指している方はどのように勉強を続けていいか悩むところでしょう。

 悩んだところで勉強方法は変わらないと思います。むずかしい問題なら出来の水準を上げるほかありません。


 運よく答えられた問題、人生経験という言葉で片づけたくはないです。どこかで目にする機会はあったはず…でも具体的にどこなんでしょうかね。

 吉左右は中高で辞書を持ち歩いてたとき、たまたま見つけたので知っていました。今でもたまにきく言葉ですし、何かの対策資料でみたことあるような。



 






 悩んでいる時間があるなら勉強した方がよさそうです。今回の検定で疲憊しきった方はゆっくり休んでください。

 超人じゃない限り、漢字の世界ばかりに浸っているのは大変ですから。













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難関数独・超激辛数独



 ついにこんな時代が! 10年以上続いた激辛数独シリーズ、さらに難易度別の2冊に分かれることに!




 こんにちは。激辛数独新時代についていけていないぶろです。





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 難関数独: 従来の激辛数独に掲載されていた難度のうち、ものすごくむずかしい(H10~10+表記)のものを除いた構成

 超激辛数独: H9~H10+のみ。とってもむずかしい!



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 今後はこちらメインの活動になると思います。自称激辛数独の中くらいの問題担当ですので。といっても、できるだけむずかしい問題を作れるよう精進するつもりではいます。後述しますが、殊に最近の超むずかしい問題、ハイレベルすぎやしませんかね… 私程度の力じゃ全然届かないです。


 昔は解き味や手筋重視で作問していましたが、最近は数字を並べて作ることもあります。普通に作ったときも、最終調整で数字の配置を入れ替え、なるべく綺麗な状態に仕上げます。そのため今回の私の問題も、手前味噌ながら見た目がオシャレです。




 こちらに私の問題が5問掲載されています。


 そのうちの2問に関して。

 1問目は№5。5問しかないMedium枠に載りました! ここは熾烈な争いになっているはずなのでうれしい限りです。完成したときに手を挙げて喜びましたが難度が足らずどうなるかと不安でした。


 2問目は№76。配置、難度ともに自慢です。ひとつひとつ丁寧に埋まっていく具合、見事に仕上がりました。




 ニコリの数独は、しらずしらずのうちにブランド化されている印象です。とりわけ激辛数独シリーズはむずかしさもさることながら、美しい配置にびっくりです。

 ここまで綺麗に仕上がっている問題集、ほとんどないです。毎度すばらしいなと驚嘆します。



 従来の激辛数独に触れている方は難関数独に興味ないかもしれませんが、こちらもよろしくお願いします><











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 これぞ"お待たせしました"です。

 激辛数独なのに、激辛なのは最後の20問ほどじゃん… と感じていた方は多いでしょう。
 その方のための本です。


 ちなみに、私も激辛数独を解いているときはそちら側の人でした。激辛数独5あたりです(笑)

 ただ最近の問題はむずかしさの質がその当時、10年前とはえらく違うようで。もうむずかしすぎる問題は疲れてしまいます。






 全91問のうち、45問がH10+の問題です。今まで多くても20問ほどでしたので、倍増です。カステラの茶色い部分だけをまとめて食べるような贅沢です。最難の45問を除いても、残りの問題はその一歩手前のレベル。すごいすごすぎる…


 難関数独と同じく、配置が美しいです。作家目線では、どうしてこんな配置で問題として成立するのかと毎回考えさせられます。驚愕の配置&難度で完成させる作り方の真髄を教えていただきたいです。




 超激辛数独、解答ページに難所のヒントが記載されています! 今までの解答は、解き方について何も触れていないので、実質解答がない状態でした。ほんとに解けるの? と感じる方が多くいるでしょうから、その要望に応える形になりました。




 私個人としては、ヒントを掲載しない方がよかったのかなと思います。


 こういった類は、悩むと数時間考え込んでしまいます。答えを知れたら見てみたいと思うことは何度もありました。今は何かしらの手段で解き方を調べることができる時代ですので、その気になれば知ることができます。その段階が私には非常に大事でして、繁雑さというか罪悪感というか、調べる作業をためらうきっかけとなっていました。


 問題集にヒントが載っていると、魔が差したとき(?)にすぐ確認できてしまいます。自分で解決の端緒を見いだすことが目的ですので、解答を見てしまったら考えている意味がないような気がします。

 ヒントを載せるなら、もっと手間が掛かってわかりにくいヒントにしていただきたい!




 ただ、ヒントがあってよかった! ほんとに解けるんだ! と安堵する方にとっては有用ですので、これでよかったのでしょう。







 今のところ解く気力はないので、ヒントをパラパラと眺めてみます。






 …びっくりしました。自身の想像を超えるH10+問題のむずかしさたるや!


 私の自信作がH10(最難の一歩手前)止まりで、どうしてかと思っていましたが、納得です。H10とH10+の懸隔にひっくり返りましたよ。ただ、解き味でも難度を決めているみたいなので、難所が多くてもH10判定のものは多いです。 




 ニコリの数独で一番むずかしいとされる井桁(対角線)の解法、1回でも使えばH10+判定かな? くらいの印象でしたが、いやいやそんなことなかったです。ヒントを見る限り、1問で何回井桁させるのか…しかもそれ以外の難所もあるとは… 数独の世界ってこんなに進歩していたんですね。勉強します(´・ω・`)



 嬉々として超激辛数独を解いている皆さん、がんばってください。私は激辛数独8の最難レベルが10問ほど残っているので、まずはそちらをかたづけます。





 この超激辛数独に私の問題が1問載っています! すごい!


 激辛数独6以来の最難判定、H10+です。私もそのレベルだと思っています。配置も難度もうまくいきました…が、H10+の2問目。ほかの作家さんの問題がむずかしすぎるため、妥当な順番です。超激辛数独に爪痕を残せたので、満足しています。

 次もここに掲載される問題を作ろうというモチベーションにつながりました。















 激辛数独が2冊に分かれて、数独やナンプレの本があふれかえっているのに需要はあるのかと心配でしたが、むずかしさと綺麗な配置で他のナンプレ本よりも存在感があります。今作も価格以上の価値があると実感しました。




 超激辛数独に疲れてしまったとき、息抜きとして難関数独を解くとストレスなく楽しめそうです。ですから、超激辛数独だけでなく難関数独も手元に置いてみてはいかがでしょうか。


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平成29年度第1回漢検1級



 今回も受けてきました。今年度1回目の漢検です。




 こんにちは。会場の地域を変えて2回目のぶろです。


 今までは一番近くの会場を選んでいましたけど、最近は同じ会場で、私がそこを好きじゃないのでちょっと遠出をしています。別の地域といってもそこまで遠くないのが東京の利点です。






 記事を書くといってまだまとめていない平成28年度第3回漢検1級… かいつまむと、四字熟語や凡ミスで大失点をし、反省点の多い回となりました。


 今回はその失敗を踏まえて、四字熟語の総復習や、たるんでいた精神に活を入れる徹底確認&新たな語句調べを行いました。その作業は前回の記事に書いた通りです。たいしたことはしていないです(笑)




 その際、勉強と直接関係なくてもいいので、何かしら小さな目標や楽しみを持ちながら進めるといいなと実感しました。モチベーションの向上につながります。


 今回の目標、6cm程度のちびた鉛筆がたまっていたため、この機会に消化することを掲げました。




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 これでひととおり使い切って、新しい鉛筆に♪








 さて、第1回の問題は、例年の合格率から鑑みると難解なものが多い印象です。

 




 早速ですが、例によって自己採点結果と項目別のコメントをまとめます。




 「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
 「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
 「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。






 今回も、自己採点にははぶさんのブログを参考にしました。ありがとうございます!





 (一)、読み: 27/30
 
 読みの出題レベルは最近安定してきたような…実力がついてきたから? 例年通りかなと感じました。過去問に触れていれば20点は取れるはず。常用漢字の音読みに見慣れないものが多かったので、1級1級…とがんばって勉強した方はびっくりしたかもしれません(「岡」「巻繊」「漬」)。



 (二)、書き: 38/40

 やや難程度でしょう。ただ全体的に解きにくい! そのため体感難度はかなり高めです。新出も多かったです。基本中の基本も出題されていますし、変なところから出題するなと感じたものもありました。そしてここも常用漢字多め。初心者殺しです。ここで心を折られた方は多いのでは。



 (三)、語選択書き取り: 8/10

 例年の難化がうそのように、普通の問題ばかりでした。
 今年度は語選択、点数取りやすい?



 (四)、四字熟語: 26/30

 やや難。新出3問ほか過去問。1級配当の新出のうち、1問は漢検四字熟語辞典に掲載されていないもので、答えられませんでした。最近はやりの常用漢字の四字熟語も1問。ここにどの語句が入るかわかれば大幅失点は免れたはずです。
 意味を答えさせる問題は難解。リピーターのように1級配当の四字熟語をひととおり押さえていれば答えられる内容ではありました。四字熟語を疎かにしていた方はここで痛手を負うことになりそうです。四字熟語大事!



 (五)、熟字訓・当て字: 9/10

 新出が多めですが特に変わった問題は少なかったように感じました。十数年ぶりに地名の当て字が復活。とはいえそこまで意識する必要はないです。合格を狙うためには一番軽視すべき項目ですので、国名の当て字に時間を割くならほかに割きましょう。



 (六)、熟語の読み・一字訓読み: 9/10

 例年通り。過去問の確認で8点は取れそうな内容でした。



 (七)、対義語・類義語: 18/20

 新出多め、むずかしめ! といっても、H28-1やH-28-3に匹敵する内容ではないと感じました。それらよりは若干やさしめ。
 今回は自作問題も用意し、かなり対策しました。しかし今回は自作問題からの出題はなし…なかなかうまくいかないものです。次回以降に期待!
 ちなみに、漢検1級模擬試験倉庫で同じ問題が出てました! 勉強したかいがありました。



 (八)、故事・諺: 14/20

 一見むずかしくない、と思わせて案外むずかしい出題でした。新出4問?に加え、過去問からの出題でした。過去問を押さえておけば半分は得点できる出題構成。過去問+αが問われました。



 (九)、文章題: 19/30

 猛烈にむずかしい…こんなの見たことない! 読みは特に難問は見当たりませんでしたが、書きが鬼のむずかしさでした。普通に勉強しているだけでは10問中3問程度しか答えられません。書き取りで5問ミス。これらはどれも知らない熟語ばかりでした。手も足も出なかったです。




 自己採点で 168/200



 ミスや悔しい失点は書き2問の計4点、ほか運や実力をすべて発揮できたとしても、私の実力では175点が限度。合格率5.2%だったH28-1を上回る難度だと感じました。


 普通の勉強方法に加え、四字熟語を総ざらいしても合格点には届かない内容でしょう。このような勉強法や知識で合格できる、という具体的なビジョンが見えません。今回の検定で140点以上取れた方は、標準程度の難度の問題なら合格できる可能性は十分にありますよ!




 H28-1は、予習を怠っていなければもう少し点数を伸ばせそうでしたが、今回は予習してこの結果です。直前の勉強で何点も取れましたので、予習をしていなかったら合格点に届かなかったかもしれません。











 むずかしい回ほど出題級は常用~準1級のものが多いような。ひさびさの出題級まとめ。







・各項目別に、漢検1級配当ではないものの配点を挙げ、( )内には常用漢字のみでの配点を挙げます。
常用漢字のみの構成で2点分、準1級配当までの構成で1点分なら 3(2) と表記します。

・標準解答が複数あり、どの字を書くかによって配当が変化するものは、より一般的なものを選びます(そのつど註釈をつけます)。

・常用漢字でも、常用外の読みであれば準1級、1級配当の読みと記載されていたら1級とします(常用外の判断については、平成24年3月発行「漢検要覧1/準1級」に準拠します)。

・熟字訓は、1級配当ではない漢字で構成されていても、例外を除きすべて1級配当とします。

・各項目内容:(一)読み、(二)書き取り、(三)語選択書き取り、(四)四字熟語、(五)熟字訓・当て字、(六)熟語の読み・一字訓読み、(七)対義語・類義語、(八)故事諺、(九)文章題 です。










 ◎ 平成29年度第1回

(一) → 2(0)
(二) → 6(4) ※1※2※3
(三) → 2(2) ※4
(四) → 2(2)
(五) → 2(2)
(六) → 0(0)
(七) → 6(4)
(八) → 4(2) ※5
(九) → 8(4)


計 → 32(20)


※1 ウリザネは、「瓜実(1級)」「瓜核(準1級)」どちらも正解だが、「瓜実」を一般的とし1級配当。
※2 イヤサカは、「弥(いや)」という読みが準1級配当。
※3 ムズカるは、「憤(むずか)る」という読みが1級配当。
※4 ロウゼツは、「弄舌(常用)」「哢舌(1級)」どちらも正解だが、「弄舌」を一般的とし常用配当。
※5 クガイは、漢検要覧に「界(がい)」という読みの記載はないものの、常用配当とした。



 ここに挙げたものは1問ごとの最高配当が1級でないもののみを数えたもので、常用~準1級配当の字を含む1級配当の熟語(例:「蕭然」→蕭(1級)然(常用)」等は含まれていない。





 調べていると、常用~準1級配当は少ないなと感じました。1級配当外かと判断していたものが実は1級配当だった… ですが! まとめるとかなり多いです。


 『第1回はむずかしい』 『むずかしい回は常用~準1級配当が多い』は、もはや定説になってしまっていますね。











 合格人数や合格率をはやく知りたいところですが、次回の検定までの予習をしながらゆったり待つことにします。




 次回の検定へのステップアップとしては最高の問題でしたが、いささかやりすぎた感は否めません。第2回検定に向けてしっかり実力をつけておきましょう! それでは。













 当日のTwitterでの動向はこちら。


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平成29年度第1回漢検1級に向けて


 鉛筆は同じようなもの(主にMONO100の2B)ばかり使っていますが、消しゴムはいろんなものを使っています。

 消えればいいや、くらいの気持ちでWAIR-INやFOAMなどなど。




 現在使っている消しゴムはこちら。

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 フォームのピュアスリム。

 サクラクレパスのFOAMを細長くしたもののようです。スリーブに正五角形が描かれているタイプですね。




 これ、ものすごくよく消えて使いやすいです!

 他の消しゴムに比べ高価で減りやすいですけれども、消しゴムなんて安く買っても途中でどこかへ行っちゃいますよね。少なくとも私はそれをよくやってます…

 だから多少高くても、なくしにくい形状で使いやすいものならいいのではないでしょうか。もっと買っておこうかな。








 さて6月10日(土)に公開会場で行われる日本語検定、1級受検を見送りました。


 申込締切当日まで受けようか悩んでいました。やめた理由は、勉強する気力がわかなかったこと。それと、次の検定が半年後で受けなかった後悔をするかどうかを予想して、後悔しなそうだったことです。

 おそらく次回は受けます。それまでに気力を高めておかねば。





 平成29年度第1回漢検1級は6月18日(日)です。


 今回は漢字の勉強会(宣伝するの忘れてました! ごめんなさい)の資料づくりをするため辞書などを渉猟し、勉強する気力も普段より高いです。

 だからこそ自分が納得できるくらい対策したい! けどおそらく今回も無理そうです。


 最初は漠然としていたこなしておきたいこと、やればやるほど増えていくんですよね。





 なぐり書きノートは相変わらず続いてて、先日38冊目を埋め尽くしました。

 次はなぐり書きノート39冊目、と突入する前に、今回こそ"ちゃんとしたまとめノート"を作ることにしました。



 1級リピーターの方々は皆さんその類のノートを作っているようで、私もいい加減作ろうかなと感化されました。なぐり書きノートでは身につかないことも多いですし。過去、ノートに書いてあった「菽水の歓」「緇素」など、本番では答えられませんでした。ノートを見ても、こんなの書いたっけ…? と忘れている始末。


 そのため、自分がわからなかったものをノートにまとめることにしました。


 今回はまず故事諺から。






 昨年度の故事諺は平易でした。今までの出題方式を鑑みて、どこかの項目がむずかしく、また別のどこかの項目が簡単とめりはりをつけて出題してくる傾向です。


 故事諺は基本難易度高めで、初出をばんばん出されて苦戦したこともありました。たしか平成25年度の第2回からどんどん難化していったような。




 そのときと比べると、昨年度は恐ろしいくらい簡単でした。そのため今年度の故事諺はむずかしめと予想し、そこから対策を進めることにしました。



 何かしらの問題集に掲載されている故事諺、ひと通り満足にまとめられましたので、いつもお世話になっている「漢検1級模擬試験倉庫」の模擬試験、現在公開されている33回分を解いて、間違えた問題や不安な問題をノートに書き写す作業をしています。

 やるぞ! と決めたのが先ほどですので、検定までに終わるかどうか心配ですが、まだまだ日にちがあるので終わらせます。



 それが終わったら、次はこちらもよくお世話になっている「漢検1級リピーター『猫姐(ねこねえ)』が行く」の猫姐模試で同じことをやろうかなと。これでいっぱいいっぱいなはず。



 個人的な意見ですが、漢検1級模擬試験倉庫はリピーター向け、猫姐模試は1級目指す方向けという印象です。猫姐模試のほうが若干解きやすく、何より取っつきやすいのが魅力です。






 今回はこのペースで勉強していきます。前回のようなつまらない失点は極力抑えたいところ。結構反省しています。







 記事の更新がまた遅くなってしまいました。いつもコメントをしてくださる方々、本当にありがとうございます!


関連記事
H28-3漢検1級と日本語検定1級の結果
 今回は簡単に報告まで。近いうちにちゃんとした記事を書きます。



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 日本語検定1級、あともうちょい。敬語だけじゃなくほかの項目もしっかり対策して受けます!





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 漢検1級、合格ではありますが得点源の四字熟語で8点も落としているので満足はしていません。

 次回検定に向けて基礎から見直していきます。



関連記事
平成28年度第2回漢検1級の結果



 11月6日に受けてきた漢検1級の結果が届きました。


 今回は記事を書く気力があるので、簡単にですがすぐに報告させていただきます。





 こんにちは。一応理系なぶろです。


 理系の方は熟語のさらい方が緻密、という話題になりました。

 結局のところその人の性格、でおさまるところなのでしょうが、理系は緻密というのもあながち間違いではないです。


 理系の方々は曖昧な表現をするなとたたき込まれているはずですので。

 「大きい」「小さい」みたいな表現ではなく、「○○を基準に××%大きい」という表現をしなくてはいけません。


 もう理系の内容はほとんど忘れちゃったんですけど、こういう観念は忘れられないんですよね。


 今でも基準の抜けた言い回しをされると聞き返してしまいます。理系というより物わかりが悪すぎる!








 さて、漢検1級の前に数検2級、それの後に日本語検定1級を受けてきました。

 数検2級の合格確認をしたことは以前お伝えしました。


 日本語検定1級は不合格でした。全体の達成率は8割を超えているはずなので、敬語の項目で落としすぎましたね。検定結果が郵送されたら公開します。次回も気力があれば受けてみますよ。





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 数検2級、1次の問題6だけわからなかった(ゆとり教育廃止後に追加された内容でした)ものの、ほかはすべて解ける問題でした。

 2次は計算間違いやら数え間違いやらで、かなり点数を落としています。合格なのでよかったですけど、ちょっと残念です。








 続いて漢検1級。


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 自己採点と同じ184点。



 2択で迷ったものや、勘ぐりすぎたもので書き4問、8点分落としています。だいぶもったいない。


 どうやら今回のテーマは「リピーターを惑わす」というものだったのでしょう。


 直感の答えが簡単すぎて、本当にこれでいいのか? と思わせる問題がありました。その通り答える自信がなく、なまじ知識を蓄えてしまったがために同音のほかの言葉が思い浮かぶ… という現象が起こりました。

 表現は多少違っても、同様の問題がちらほら。





 その点初合格を狙う人には優しかった… というわけでもなさそうです。
 対義語・類義語はリピータークラスならすべて知っていてもおかしくないものの、やや難だったと思いますよ。



 私はそこまで易しいと感じませんでしたけど、今回の合格率は高そうですね。以前14%と宣言しましたが、もっと高そうです。







 そうそう、最近「うっかりミス」がだいぶ多くなりました。




 昔から飽きるほど書いている頻出問題でも迷うことがあります。

 最近復習していないからかもしれません。また精選演習や完全征服を解き直さなければいけなくなりましたね。


 数年前までこんなミスすることはなかったのに、歳を重ねて頭を使う機会が減ったからでしょうか。

 心身ともに怠けているので、新年からびしっときめなくてはいけませんね? 今日から始めないと遅い?









 というわけで次回の検定までに基礎から総ざらいしていきます。


 それと、ついに熟字訓対策をはじめました。単語帳にわからない熟字訓を書き出している最中です。


 熟字訓は書くより眺めるほうが断然効率的でしょう! これも目の前のことをひとつひとつ追ってがんばります。終わりまでの道のりを考えたら多すぎてやってられない…


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激辛数独20


 今年の12月も発売されました! 激辛数独20です。



 こんにちは。数独は眺めて満足、なぶろです。



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 激辛数独の配置ってびっくりするものが多くないですか? 特に今回はど肝を抜かれてばかり。


 ただむずかしいだけではなく、問題として成立しなそうな配置で作る作家の方々…いやはやすばらしすぎます。





 ちなみに私はわりと普通の配置でしか作れません! すごい配置で作る根気も実力も持ち合わせてないです(汗







 さて、ついに激辛数独20巻目。


 激辛数独シリーズは20巻をもっていったんひと区切り。


 次回から、現行の激辛数独に掲載されているレベルの、超むずかしい問題だけの本とそれ以外の本との2巻にわかれるそうです。

 つまり、激辛数独はかなり人気で、2冊にわけても需要があるということでしょうか。





 Twitterで、私の問題を解きました! と何度か報告していただいたことはありますけど、「激辛数独」でツイート検索しても、該当するツイートはほとんど見つかりません。うーんどうなんでしょう



 ともかく、このシリーズが続いてくれるのはうれしい限り!








 ニコリの出版物は、徐々に発行間隔が長くなっていく印象です。



 たとえば数独通信、はじめは隔月刊だったのに、あるときから3ヶ月に1回の発刊となり、現在は半年に1回ペース。 




 数独・ナンプレの本は書店へ行けばあふれかえっています。おそらく、人生をすべて数独に費やしても時間が足りないほどですよ!

 加えて近ごろは、アプリ等無料で遊べるものも数多く出回っていて、お金を払ってこんなものを解くのはどうかと…という時代かもしれません。



 それなのに! 発刊数を2倍にするということは大人気ということですよ!


 その人気に応えられるよう、次回以降も楽しい問題を提供できれば幸いです。




 今回掲載されている私の問題は4問。数字が綺麗に並んだものを多めに提供しました。今回は解き味より見た目重視…?

 我ながら、ほんとに! これで! 問題できちゃったの! すごい!!! となったものもありますのでほめてください。他の作家さんの問題に比べたら見劣りしちゃいますが!







 ちなみに№65の問題、テーマは「原点回帰」です。


 激辛数独に掲載させていただいて間もないころの意識で問題を作成、当時よりも解きにくく完成しました。

 問題として完成したときは感慨深かったです。



 原点回帰というくらいですので、過去の私の問題に似たようなものが。何が似ているかは秘密にしておきます(配置だけじゃないですよ!)。気づいてくれる方はいるのかな。















 そんなこんなで激辛数独を解いてくださる方々、これからもよろしくお願いします。



 もっぱら易しめの激辛数独担当になりそうです。

 1問でも、超むずかしいほうに提供できるよう問題作りに励んでいきますよ。


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