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株ドボンの遊び方 その3(点数計算)
☆株ドボン項目


 株ドボンの遊び方 その1(基本ルール)
 株ドボンの遊び方 その2(写真掲載で実践)
 株ドボンの遊び方 その3(点数計算)
 株ドボンの遊び方 その4(詳細、小ネタなど)



 お待たせしました。ついに株ドボン、点数計算の説明に入ります。
 これができないと、株ドボンは遊べないんです。

 



 
 ☆ドボンしたときの点数計算方法(重要)





 株ドボンは、ドボンで勝敗をつけるのが基本です。ドボンをしたのに、相手が何点追加されるのかわからないと遊びになりません。今回は私なりの計算順で紹介します。


 ①:まず +1点

 ドボンされた人は、最低でも1点は追加されるということです。



 ②:切り札を1枚出すごとに、2枚目以降 +2点

 切り札は最低1枚は出さなくてはいけません。切り札を1枚だけ出した時は、ここでの追加点はありません。 参加者がすべて手札を公開していて、切り札を出す必要がない場合も、追加点はありません。
 切り札を2枚出したら+2点、3枚出したら+4点、4枚出したら+6点、…となります。



 ③:自分の手札の枚数が、3枚目以降1枚多いごとに +1点

 難しそうな説明ですが、簡単です。自分の手札が3枚でドボンなら+1点、4枚でドボンなら+2点、5枚でドボンなら+3点、…ということです。
 つまり (自分の手札の枚数)-2 だけ追加します。



 ④:相手の手札の枚数が、3枚目以降1枚多いごとに +1点

 相手の手札でも③同様数えて点数を追加します。相手が手札をたくさん持ってれば、より高得点となります。

 

 ⑤:自分の手札、相手の手札に「十」の札が含まれていたら、1枚につき +1点
   ドボンした札が「十」の場合 +5点
   起こし札が「十」の場合 +10点

 自分にも相手にも、「十」の札があれば+1点です。「十」は出し惜しみする価値あり。



 ⑥:自分の手札に
  2枚組があれば +2点
  3枚組があれば +20点
  4枚組があれば +50点

 バランス崩壊? 気にしないでください。
 2枚組は「ピン」、「二」、「三」、「四」、「五」、「六」、「十」の札で可能性があります。「七」以降は2枚持っているとそれだけでドボンできません(ドボンできる範囲は0~13まで)。
 3枚組は「ピン」、「二」、「三」、「四」、「十」と少なくなります。
 4枚組は「ピン」、「二」、「三」、「十」と大して変わらない気がします。しかし、自分ですべて集めるということを考えてみてください。これは滅多に見られません。たとえ4枚集めたとしても、ドボンできなければ意味がありません。
 このとき、相手の手札に2枚組などがあっても、点数は追加されません。出し惜しみしてドボンされても、リスクなし。「十」、「赤ピン」、「魂四」を除いては。


 
 以上で足し算は終了です。
 次にかけ算が待っています。


 ⑦:自分の手札、相手の手札に
   「魂四」が含まれていた場合 合計点×2
   「赤ピン」が含まれていた場合 合計点×5

 「魂四」、「赤ピン」ってなに? という方。「株ドボンの遊び方 その1(基本ルール)」へどうぞ。
 これを見ればわかるかと思いますが、大敗の原因にこの赤ピンを欠かすことはできません。大勝するには持っていなくてはなりません。しかし、ドボンされたときには大敗ですので、時には捨てる勇気も必要です。



 ⑧:起こし札、もしくはドボンした札が
   「魂四」の場合 合計点×4
   「赤ピン」の場合 合計点×10


 起こし札が赤ピンならいくら負けていても挽回するチャンスがあります!!
 赤ピンを捨ててドボンされた場合、こちらが適用されます。処分する際には、細心の注意を払ってください。



 ⑨:ドボン返しをした場合 合計点×2

 ドボン返しで勝ったら相手に与える点数は2倍になります。ドボン返しにドボンをした(ドボン返し返し)場合、4倍になります。以降8倍、16倍、…と続きます。



 ⑩「単ピンドボン」の場合 合計点×10

 「ピン」の札1枚でドボンをした場合、合計点を10倍します。
 赤ピンでの単ピンドボンは50倍です。これはまさに神の領域。これが見れたら、いいことがあります。



 以上で点数計算は終了です。
 合計点を ÷6 して、商が周回、余りがサイコロの目になります。

 ドボンをした人の特典を説明します。
 ドボンをした人は、サイコロの目を2つ減らすことができます。つまり2点減らすことができるということです。このとき、周回を減らしての減点はできませんので注意してください。





 ☆ドボン以外の点数計算方法


 (1):手札に同じ数字の札が4枚揃った時

 最初に配られる手札の枚数によって点数が決まります。
 4枚揃っていた人以外の全員に、最初に配られた札が

 9枚:5周(30点)
 8枚:10周(60点)
 7枚:15周(90点)
 6枚:20周(120点)
 5枚:25周(150点)
 4枚:30周(180点)

 の追加です。
 4枚揃っていた人の手札の中に「十」、「魂四」、「赤ピン」があればさらに点数を追加します。



 (2)山札がなくなった時

 (一番多い人の手札の枚数) - (一番少ない人の手札の枚数) です。
 
 一番多い人の手札が5枚、一番少ない人の手札が2枚なら、3点の追加です。
 多い人、少ない人の手札に「十」、「魂四」、「赤ピン」があればさらに点数を追加します。





 ☆計算練習



 さっぱりわかりません、な方も多いはず。ここはドボンしたときの写真から、点数を計算してみましょう。
 手前がドボンをした人(勝者)、奥がドボンをされた人(敗者)です。
 計算した点数はドボンをされた人に追加されます。
 ①~⑩で解説します。
 手前の影で見づらいところもあります。ごめんなさい><
 



 例題1
PA0_0013.jpg
 相手:「四」「五」
 自分:「三」「三」「二」
 相手の「八」でドボン。切り札はすべて。

 よくあるドボンです。

 ①:まず +1点
 ②:切り札が3枚なので、 +4点
 ③:自分の手札が3枚なので、 +1点
 ⑥:「三」の2枚組があるので、 +2点

 合計 8点 →÷6で 1あまり2なので、1周と2点追加。




 例題2
PA0_0012.jpg
 相手:「七」「九」「四」「三」「十」
 自分:「三」「七」「十」
 相手の「十」でドボン。起こし札に「十」。切り札はすべて。

 試合開始手札を9枚にされて、すぐドボンされるとこんなパターンがよく出ます。

 ①:まず +1点
 ②:切り札が3枚なので、 +4点
 ③:自分の手札が3枚なので、 +1点
 ④:相手の手札が5枚なので、 +3点
 ⑤:相手に「十」が1枚で +1点、自分にも1枚で +1点、ドボンした札が「十」で +5点、起こし札に「十」で +10点。つまり +17点
 
 合計 26点 → ÷6で 4あまり2なので、4周と2点追加。



 例題3
PA0_0009.jpg
 相手:「五」「ピン」
 自分:「十」「十」「二」「二」「ピン」「ピン」「赤ピン」
 相手の「七」でドボン。切り札はすべて。

 出し惜しみすると、終盤の手札はこんなに激しくなることもあります。
 こんな手札でドボンしたらすごい。こんな手札でドボンされてもすごい。

 ①:まず +1点
 ②:切り札が7枚なので、 +12点
 ③:自分の手札が7枚なので、 +5点
 ⑤:自分の手札に「十」が2枚あるので、 +2点
 ⑥:2枚組が2つで +4点、3枚組が1つ(赤ピンもピンと同じ扱いです)で、+20点。つまり +24点

 ①~⑥までで、合計 44点

 ⑦:自分の手札に赤ピンがあるので 合計点×5


 最終的に 220点 → ÷6で 36あまり4なので、36周と4点追加。
 
※ ×5は、÷2 をしてから ×10 で簡単に出せます。
  今回の場合は 44÷2=22 → 22×10=220 と計算します。
 ÷6は・・・頑張ってください^^;


 私のひとこと:思ったより点数低いなぁ(笑



 この先は問題です。解答は「株ドボンの遊び方 その4(詳細、小ネタなど)」に掲載する予定です。
 コメントでも一応受け付けます。



 問題1
PA0_0011.jpg
 相手:「八」「十」「六」
 自分:「三」「五」「四」「ピン」
 相手の「三」でドボン。切り札は「五」「四」の2枚。



 問題2
PA0_0010.jpg
 相手:「八」「十」
 自分:「赤ピン」
 相手の「五」「ピン」2枚出しでドボン。世にも恐ろしい赤ピンの単ピンドボン。



 問題3
PA0_0006.jpg
 相手:「二」「二」「五」
 自分:「六」「六」
 相手の「二」でドボン。起こし札に「魂四」。切り札はすべて。



 問題4(難) ※これがすぐ計算できれば問題なし!!
PA0_0008.jpg
 相手:「三」「四」「ピン」「赤ピン」
 自分:「十」「十」「十」「十」「三」
 自分の出した「九」で相手がドボン。すべて出した切り札から、こちらがドボン返し。切り札追加点なし。




2008/07/11 2013/03/11加筆・訂正
株ドボンの遊び方 その2(写真掲載で実践)
 ☆株ドボン項目


 株ドボンの遊び方 その1(基本ルール)
 株ドボンの遊び方 その2(写真掲載で実践)
 株ドボンの遊び方 その3(点数計算)
 株ドボンの遊び方 その4(詳細、小ネタなど)


 株ドボンの遊び方 その1に引き続きまして、今回は写真を使い実践形式で説明します。
 その1(基本ルール)の文章を読んで理解した方はとてもすばらしいと思います!!
 よくわからなかった方、それが普通です。
 よくわからなくても、実は結構単純なんです。複雑なのは点数計算なので。

 ということで、自分と相手の2人対決と仮定し、実際にやってみます。1人でやってるのはむなしい限りです・・・><;


 まず、札を配ります。自分と相手に4枚ずつ配り、その後起こし札をめくります。

KC380001~1

 少々見づらいでしょうか。自分の手札は、左から「十」、「六」、「三」、「七」となっています。起こし札は「五」です。
 勝手にこちらから始めさせていただきます。


KC380002~1_R

 場にある札が偶数の時は偶数の札を、奇数の時は奇数の札を出すことができます。奇数の札は「三」と「七」がありますね。札の合計が大きい場合、ドボンをすることができません。なのでここは「七」を場に出します。ぴったり乗せてしまってよくわからないですね。実際はもうめちゃくちゃです(笑
 自分の手札の合計は9です。相手が「九」の札を出したらドボンができます。
 序盤に大きい数の札を出すのは基本。これはチャンス!!


KC380003~1_R

 相手は「九」の札を持っていなかった模様。
 いきなり「三」を出してくるあたり、残りの札は偶数、もしくは「ピン」が混ざっているかのどちらかだと予想できます。相手の札を予想して挑むのが勝利のコツ。とはいえ、かんぺきな読みができないので、運が重要なのです。適当に出したい札ばかり出していても問題ありません。


KC380004~1_R

 ここで少し先へ進みます。
 相手が「三」を出してから、次の自分の番。
 こちらも「三」を出すことができます。でも、ここで「三」を出してしまうと、自分の手札の合計が6なので、相手が「六」の札を出す組み合わせはありません。いつでも出せる「十」を出すのも作戦のうちですが、相手は「九」を持っていないので「ピン」と「九」の2枚出しも期待できません。
 毎回ドボンに執着することが、必ずしもいいことではありません。まだ序盤なので、山札から1枚引いて自分の番を終了させます。
 相手も同じように1枚引いて終了しました。
 そして自分の番、前回引いた札は「六」。ここでもう1枚引いてもいいですが、ドボンから離れてしまいます。ここは「十」を出して「六」を処理したいところ。それが上の写真です。


KC380005~1_R

 「十」を出すと、相手は「八」を出しました。こちらは考えどおり「六」を出します。


KC380006~1_R

 出ました!! 「ピン」と「五」、合わせて6なので、場に「六」が出ている今はこの組み合わせで出すことが可能です。
 これで相手は1枚、必ず何かでドボンができます。
 始めに出した奇数が「三」であること、出した札に「五」が含まれていることから、相手の手札はおそらく「二」か「四」のどちらかでしょう。「六」の可能性もなくはないのですが、出す組み合わせがないので気にすることはありません。


KC380007~1_R

 「三」を出しても、次にドボンをすることはできません。なのでここは山札から1枚引きます。「四」でした。
 相手は手札をなくしても意味がありません。相手も同様に山札から1枚引きます。
 次の自分の番。また1枚引きます。
 相手、さきほど「九」を引いたらしいです。その「九」を出して終了。
 そこまで進行したのが上の写真です。


KC380008~1_R

 相手が「九」を出したことによって、こちらは「三」と「六」の札を一度に出すことができます。「六」は件に述べたとおり、少々危ない手札なのですが、ここは大丈夫でしょう。一気に手札を2枚消化します。
 偶数と奇数の両方が場に出ているので、この状態のときはどの札でも出すことができます。


KC380009~1_R

 相手は手札を1枚しかもっていないので、山札から1枚引きます。
 自分は相手のドボンを警戒して、ここは札を出さずに1枚引きます。引いたのは「八」。
 相手の手札が残り1枚のとき、「二」か「四」のどちらかだということはほぼ確定です。ここで相手が小さな数の札を引くと、自分の手札でドボンをできる可能性が高くなります。このような場合は我慢したほうがいいでしょう。
 相手はさらに1枚引きます。
 自分は一番ドボンされる可能性が低い「四」を出して様子をみます(上の写真)。
 そして相手はさらに1枚引きます。相手の手札4枚。
 そして私は「六」の札を出しますが・・・


KC380010~1_R

 ドボン!! なんと、相手がドボンをしてきました。しかも切り札全部出しのようです。
 残り1枚のときの手札は「二」だったようです。それにしても、相手の引きが強すぎる(・・
 相手は「ピン」と「二」の札を切り札にしているので、自分は手札の合計が1、2、11、12ならドボン返しをすることが可能です。
 とはいっても「八」1枚しか持っていないので、今回は自分の負けです><

 点数を計算すると

 まず +1点
 切り札が4枚→2枚目以降、1枚出すごとに+2点なので +6点
 相手の手札の枚数が4枚→3枚目以降、1枚多いごとに+1点なので +2点
 2枚組があると+2点→2枚組が2つあるので +4点

 すべてを合わせると +13点 となり、自分に+13点されるわけです。
 13を6で割ると、2あまり1です。つまり自分に2周と1点追加されます。

 ここでも説明しておきますが、少ない点数の人が勝ちですので、お間違えのないように。


 ※点数計算の方法は別の項目で説明しています。こちらです。

KC380011~1_R

 普段、何周かを示しておくのに麻雀の点棒を用いています。
 100点棒を1周、1000点棒を10周とすると、今回は2周と1点。
 なので100点棒2本とサイコロの目を1にしておくわけです。
 次の試合では、4枚ずつ配った後、サイコロの目が1なので、自分に1枚追加します。そして自分から札を出し始めて試合開始です。





2008/07/07
株ドボンの遊び方 その1(基本ルール)
 ☆株ドボン項目


 株ドボンの遊び方 その1(基本ルール)
 株ドボンの遊び方 その2(写真掲載で実践)
 株ドボンの遊び方 その3(点数計算)
 株ドボンの遊び方 その4(詳細、小ネタなど)



 株札を使用したオリジナルゲーム『株ドボン』のルールを説明します。

 進行方法や点数計算は少々難しいですが、遊び方は簡単です。

 今回はルールおよび簡単な進行方法の説明をします。
 重要な箇所は赤い文字で強調していますが、その文字だけ読めば内容が理解できるというものではありません。ご了承ください。



  ―――株ドボンの遊び方―――

 参加人数は2人以上。6人程度まで遊べると思います。オリジナルゲームゆえに大人数で遊んだことがないのでよくわからないです。


 ☆このゲームに必要なもの

◎株札
◎人数分のサイコロ
◎紙と鉛筆 (麻雀の点棒など、数を表示しておくものでも構いません)

 複雑な計算(×2や÷6など)があるので、計算が苦手という方は電卓の用意をしてください。
 点数計算はミリオンダイスよりも確実に難しいです。


 ☆進行方法

 まずは親、席順を決めます。
 裏にした株札を適当に引いて、一番小さい数字を引いた人が親です。そして小さい数字をひいた順に親から反時計回りで席を決めます。
 え、面倒!? でしたら、親決めや席順は自由に決めてください。この遊びに慣れていない人がいたら、ルールをよく把握している人を親にしておくべきでしょう。
 親の仕事は、札を配って、一番最初に札を出せるだけです。これは大して有利ではありません。

 親と席が決まりました。そしたら各自、サイコロの6の目を上にして、自分の近くに置いてください。この際、株ドボンで遊ばないけれども、サイコロを見たらついつい振ってしまうという邪魔者は、この場に近づけないでください。これをやられると、さすがの私でも怒ります。それほどサイコロの表す目は重要なのです。

 落ち着いたところで札を配ります。自分の右隣の人から反時計回りに4枚ずつ、裏にして配ります。これが本来の配り方ですが、進行方向は時計回りなので、一貫すれば時計回りで配っても構いません。どちら回りか決定したら、とことんこだわりましょう。

 2回戦目以降から、始めに配る枚数が4枚ではない人も出てきます。その人には、全員に4枚ずつ配った後、サイコロの目の数だけ追加配布します
 さいころの目が1なら1枚追加、2なら2枚追加、5なら5枚追加です。6の目は追加なしを示しているので、間違っても6枚追加はしないでください

 参加者で囲んだ所をといいます。配らなかった残りの札はそのまま場においておきます。
 そして1番上の札をめくって表にします。これを起こし札といいます。ここから競技開始です。



 ☆競技方法

 競技の前に確認することがあります。起こし札が「十」、「赤ピン」、「魂四」の時には点数の変動があります。その起こし札は別の場所に置いてください。

KC380020_convert_20080702154241.jpg


 左から「十」、「赤ピン」、「魂四」です。
 ここまできて、今まで黙っていたけれども、このカードがなんだかよくわからないという方がいるかもしれません。そんなあなたはこちらの紹介ページへどうぞ。大して紹介はしていませんけど。

 ここでやっと試合開始。起こし札が偶数なら偶数、奇数なら奇数の札を1枚、場に出します。出しましたら、次の順番の人が同様に1枚札を出します。基本的にこれの繰り返しです。
 一度に2枚以上出すことも可能です。自分の出したい札の合計が、場に出ている札と同じ値ならば複数出すことができるのです。
 たとえば、場に「八」の札が出ているとします。この時、手札に「三」と「五」の札があれば一度に出すことができます。起こし札が偶数ならばずーっと偶数しか出せないのではないかと思ったあなた、それは杞憂です。「三」と「五」を一度に出したら、次の人はもちろん奇数の札を出すわけです。複数札を出したい場合には札の合計が3か5になるよう出してください。この場合、合計が8になるような出し方はできませんので注意が必要です。
 もう1つ例を挙げます。場に「七」が出ているときには「三」と「四」を一度に出すことができます。そして、「三」と「四」が場にあるときは、偶数か奇数のどちらでも出すことができます。次に札を出す人の気分次第で決まります。

 「二」と「十」は特殊な札として扱われます。
 まずは「二」から。この「二」が場に出たら、次の人は「二」を出すか、山札から2枚引くかのどちらかしか選択肢がありません。UNOでいう「DRAW TWO」と同じ扱いです。前の人が「二」を出して、次の人がまた「二」を出すと、その次の人が「二」を出さなければ、山札から4枚引くことになります。「二」が4連続で出ると、次の人は山札から8枚引かなくてはありません。難しく説明すると、 (「二」の枚数)×2 だけ引きます。
 山札から (「二」の枚数)×2 だけ引いたら、自分の番になります。
 次に「十」の説明。これは特に厳しい扱いではありません。
 このおじさんこと「十」の札、これは、たとえ場の札が奇数だとしても、出すことができるのです。場の札が偶数でも、問題なく出せます。つまりいつでも出せるということです。奇数ばかりでグダグダした展開も、このおじさん1枚で解決です。

 札の出し方について説明しました。ここで手札から場に出せない時の対応方法を説明します。
 場に手札から出せない時は、山札から1枚札を引きます。これだけ。ここで注意していただきたいのが、山札から札を引いたら、自分の番は終わりだということです。引いた札が、たとえ場に出せたとしてもすぐには出せません。また自分の番が回ってくるまで待ちましょう。
 ちなみに、場に札を出せたとしても、無理に出す必要はありません。出すか出さないか、それはあなた次第です。

 ここでまとめます。自分の番がやってきました。そしたら、『場に札を出す』もしくは『山札から1枚引く』のどちらかの行動をとって、自分の番を終了させます。
 「二」の効果で山札から引かされた場合、その札は場に出すことができます。「二」が1枚出されて2枚引いたとします。そしたら、ここで自分の番が終了するわけではなく、続けて『場に札を出す』もしくは『山札から1枚引く』のどちらかの行動をとります。
 
 札の出し方については以上です。文字で表現するととても難しそうですが、覚えるのに5分もかからないくらい単純です。面倒で読み飛ばしてしまったという方、最初から読んでみましょう。



 ☆勝敗の決定

 この遊びは『株ドボン』です。勝敗の決定は『ドボン』で決めます。ドボンした人が勝ち、ドボンされた人が負けです。手札をすべて出してたとしても、勝ちではありません。

 ドボンとは、相手が場に出した札と、自分の手札すべての合計が一致したときに起こります。この時、「十」の札は0として計算してください。場に「四」の札が出た場合、手札すべての合計が4ならドボン!!と宣言することができます。
 気をつけることは、ドボンのできる範囲です。ドボンは手札の合計が0から13の間で宣言することができます。手札がない時は0でもなんでもありません。黙って自分の番を待つだけです。
 次のことに注意してください。

 場に「十」の札が出た場合、手札の合計が0もしくは10でドボンすることができます。
 場に「ピン」の札が出た場合、手札の合計が1もしくは11でドボンすることができます。
 場に「二」の札が出た場合、手札の合計が2もしくは12でドボンすることができます。
 場に「三」の札が出た場合、手札の合計が3もしくは13でドボンすることができます。

 『手札の合計が0』というのは、手札が「十」のみで構成されている場合を指します。もう一度いいますが、手札がない場合はドボンができないので、これに該当しません。
 手札の少ない人が現れたら「ピン」、「二」、「三」でドボンされる確率はとても高いということを覚えておいてください。自分の手札が少なくなると、「ピン」、「二」、「三」が出ることに期待が膨らむばかりです。
 たとえば、自分の手札が「五」と「八」の2枚だけだとします。この時、自分以外の誰かが「三」の札を出すと、自分の手札の合計が13なので、ドボン!! と宣言することができます。自分の手札が「五」、「八」、「十」、「十」の4枚で構成されたとしても、 5+8+0+0=13 ということで「三」の札が場に出るとドボン!! することができます。

 ドボン発生条件については以上です。
 次に、とても重要なドボンの方法についての説明です。


 ドボン!! と宣言した人は、手札をすべて公開して、ドボンを示します。その次に、「切り札」を決めます。ここがかなり重要です。
 ドボンをした手札の中から、最低1枚を切り札とします。そして切り札をさらに前へ突き出し、競技者全員に切り札がどれだかわかるようにします。
 他者は、今切り札として選んだ札でドボン!! ができる場合、ドボンを宣言することができます。これが有名な「ドボン返し」です。こうなると、最初にドボンをされた人はほっとすることができます。なぜなら、ドボンをされた人が変わり、最初にドボンをされた人は負けにならないからです
 切り札が少なければ少ないほど、ドボン返しをされる確率は減ります。しかし、リスクを背負った分、切り札をたくさん出してドボンすることができたら、相手は大負けします。致命傷を与えたいのであれば、すべての手札を切り札とする覚悟が必要です。
このとき、手札のすべてを切り札にしたい場合は「全部!!全部!!全部!!」と叫ぶ習慣があるので、ぜひ真似をしてみてください。これでドボンが成功すればうれしさもひとしおです。ドボン返しができる場合には、こんなバカなことを言ってるやつには負けない!!という気持ちで、とても満足感を得ることができます。なにより、全部!!と連呼したときの緊張感を楽しむのが目的です。
 最終的に、一番最後にドボンされた人が負け、ドボンした人が勝ちです。
 起こし札でドボンをすることも可能です。その場合、勝者は自分のみ、敗者はドボンをしていない人全員となります。
 なお、自分がピン1枚のみでドボンをした場合、「単ピンドボン」といいいます。これは点数が高く、ドボン返しができません。麻雀でいう役満と同じ扱いだと思ってください。

 点数の計算方法については、ここで紹介しません。
 別に設けた「株ドボンのルール その3(点数計算)」を参照してください。


 ☆ドボン以外の勝敗の決定

 手札を配られたときに、同じ数字の札が4枚あれば、それを公開して試合終了です。
 試合が始まると無効になります。つまり、山札から引いて4枚集めてもだめだということです。

 山札がなくなると試合終了です。
 参加者全員が手札を公開して、手札の枚数が一番多い人の負け、一番少ない人の勝ちです。
 手札の枚数が一番多い人、一番少ない人が複数いる場合、引き分けになります。
  

 ☆次の試合へ

 このゲームでは、負けた人が次の親となります。そして、「☆進行方法」の中段にある落ち着いたところで…から始めます。
 札を配って競技開始をするときには、もちろん札を配った親から始めます。
 起こし札でドボンをした場合、ドボンをした人が次の試合の親になります。複数いる場合は、適当に決めてください(周回の少ない人が親、など)。
 山札がなくなって、引き分けた場合は、その試合の親が次でも親となります。





 


2008/7/3
 
 
株札について
皆さん、「株札」というものはご存じですか?
主に関西で使用されている、花札の親戚のようなものです。

現在比較的入手しやすいのは、やはり任天堂の株札。
奥野かるた店」では普通に並んでいますし(珍しいものはショーケースにしまってありますが、これは普通のカルタ同様に手に取ることができます)、通販でも入手できます。

KC380015.jpg

↑任天堂 株札

上段左から「一(ピン、と呼びます)」、「二」、「三」、「四」、「五」
中段左から「六」、……、「十」
下段左、「赤ピン」 右「魂入りの四(魂四:たまよん、と呼んでいます)」


それぞれの数字の札が4枚ずつ、計40枚です。
そのうちピンだけ真っ赤な(おぞましい)札が1枚、四には丸いものが描かれている札が1枚混ざっているわけです。

これは主に「おいちょかぶ」や「かちかち」で遊ぶ札です。
「かちかち」は「じゅんじゅん」とも呼ばれ、中井正広のブラックバラエティでとりあげられてましたね。私は根っからの「かちかち」派なんですけど…どうでもいいか。



KC380017.jpg

↑松井天狗堂 株札

松井天狗堂という名前で売られている株札「九一(くっぴん)」、実は松井天狗堂のものではないという噂が。
これは本物の松井さんのところのもの。値段は九一の数倍。

赤ピンもすごいですが、魂四の存在感も素晴らしいです。



時間を作れるかわからないですけど、近日、株札を使ったオリジナルゲーム「株ドボン」をここで紹介する予定です!!


興味のある方は購入を検討してみてください。
持っているけどうまく使えないというあなた、「株ドボン」を覚えて楽しく遊びましょう。
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