ブラックポリマー999
かねてから企画していた鉛筆を評価しよう!! のコーナー、これからのんびりスタートです。
硬度4Bを販売している鉛筆は、毎回4Bを基準に使用し、評価させていただく予定です。
そのほかの鉛筆は・・・まぁあくまで適当な判断で。この評価も適当でないことはないですけれども。



今回は、ぺんてるの「ブラックポリマー999」という鉛筆。


KC380973.jpg

KC380972.jpg

ハイユニのケースに収納しています。この鉛筆専用のケースではなくてごめんなさい。



◎ 個人的評価       勝手な5段階で評価させていただきます。


商品名: BLACK POLYMER 999  105円(税込み)

なめらかさ: ★★★★☆
線の濃さ:  ★★★☆☆
減りにくさ: ★★★★★
消しやすさ: ★★★★☆
定着しやすさ:★★★★★


黒い星(★)が多ければ多いほどいい鉛筆、ということではありません。

詳細は後ほど~





なんと!! このすばらしい鉛筆は生産中止になってしまった様子。悲しい限りです。
同社から「ブラックポリマー999α」というものがあったらしいですが、残念ながら10年ほど前に生産中止。1本200円にも関わらず、その金額にたがわないすばらしいものであったらしいです。一度書いてみたいですなぁ。

このブラックポリマー999が生産中止となってしまっても、硬度HBとBは「マークシート鉛筆」として残るらしいです。この両者は、塗装こそ違うものの、芯はブラックポリマー999と同じものらしいです。


なんだか「らしい」ばかりで信憑性に欠く文章になってしまいました><





ここから鉛筆の詳細。


この鉛筆の最大の特徴といえば、芯の構造が普通の鉛筆と異なることです。
普通の鉛筆は、黒鉛と粘土を混ぜたものを焼いて作っていますが、こちらは黒鉛と合成樹脂を混ぜたものを焼いて作っています。シャーペンの芯は合成樹脂を混ぜたものを使用しているらしいです。
シャーペンの芯を用いた鉛筆のようなこれは、とても滑らかな書き味。すらすらと、濃い線を容易に書くことができます。しゃっしゃっ、と、つっかかることはなく、さらさらすぎでもなく。非常に自然です。
とはいえ、書いた心地は決して軟らかいものではありません。しっかりしているのに、軽く黒く書けます。芯が太くなると、だんだん線にむらが出てきますが、この鉛筆はむらが出にくい印象です。
「線の濃さ」項目の評価が高くないことについては、鉛筆の濃く太い線とは少々ことなり、一見すると濃い線に見えないため、★3つとさせていただきました。


木の香りは、少々つんとくる刺激が混ざっています。そこまで安い木材ではなさそう?


先ほど話した、樹脂を用いた芯のため、芯の強度が違います。
硬度4Bともなると、芯は太いものばかりですが、唯一この鉛筆だけは、芯の細さと軟らかさを両立させています。たくさんの4B鉛筆を見てきましたが、細い芯のものはこれ以外目にしていません。


というわけで、どれくらい細い芯であるかはこんな感じ。


KC380975.jpg

左から

三菱ハイユニ
三菱ユニ
ぺんてるブラックポリマー999
トンボMONO鉛筆
トンボMONO100


という具合。すべて4Bです。



芯の太さはというと・・・


KC380974.jpg

真ん中の鉛筆の芯だけが細いです。これがブラックポリマー999のすばらしさです。


鉛筆を使わない理由に、「どんどん字が太くなってしまって嫌だ」という人は多いはず。
この鉛筆は、芯が細く磨耗しにくいので、そういう面は解消しています。まったく、もうすぐ入手困難になると思うと、本当にもったいないです。



消えやすさは問題なし。

KC380977.jpg
贅沢や眠気の消え具合は・・・

KC380979.jpg
左が消えないと評判の「ケスゴム」、右が消えすぎるとびっくりしている「W AIR-IN」です。
濃いのによく消えると言って、問題なさそうです。


いくら字を書いても、その後でこすって広がってしまうと大変。
鉛筆を長時間使っていると、手と紙面がこすれあって、手が真っ黒になってしまった経験はあるはずです。
それを極力減らし、なおかつ紙面にも黒い跡を残さないのがこの「定着性」です。
紙に黒鉛がくっつきやすかったら、手にもつきにくいはずですよね。


定着性がよくない!!と勝手に思っている、ダイソーの1ダース100円の鉛筆と、今回の主役であるブラックポリマー999で「贅沢」という文字の上に紙を置き、そのまま30往復させてみました。


KC380978.jpg
右がブラックポリマー999。
左の「贅沢」は、黒い跡がうっすらできています。こんな写真でも確認できるはずです。
右の「贅沢」は、字面以外はまっしろ。




そもそも、以前から販売している店をほとんどみかけません。この鉛筆を知っている人はなかなかいないのもうなずけます。
まだ東急ハンズ、その他専門店(伊東屋や世界堂)なら店頭に並んでいます。この機会にぜひ。




( 6/2 加筆やら訂正やらをしました)


★鉛筆評価項目
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