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双天至尊堂 小松

 奥野かるた店へ寄ったときに見つけました。新しい小松。



 こんにちは。小松は知っていても全然札の区別がつかないぶろです。




 世界の読みカルタ、私がこの本を呼ぶときは「花札の攻略本」と呼んでいます。花札(八八花)を含め、種々の札の遊び方が掲載してあり、この本以上に花札や地方札に詳しい書物はないと言い切ってしまいたいくらいです。

 この本は、筆者が小松という地方札にものすごい愛着を持っていて、廃れて絶滅寸前な小松を復活させようという体験記が書かれています。いろんな遊び方にも詳しいですが、本のタイトルからしてその体験がメインでしょうね。


 そのメインで書かれていた、小松の新しいタイプが奥野かるた店で売っていました。




2014062601.jpg
↑双天至尊堂 小松


 双天至尊堂さんという名前はきいたことがないです。おそらく個人的な団体で制作したものかと思われます。
 表紙に描かれた、丸がたくさん並んでいる天九牌、それを使った遊びの役が双天と至尊というらしいですね。遊び方はよくわからないですけど、この天九牌欲しいです。









2014062602.jpg

 箱の側面にはすべての札の一覧が印刷されています。









2014062603.jpg

 小松を用いた技法がなんと3種類も掲載されたルールブックもついてきました!
 手もとにある最後の読みカルタでは、「ジュウダン」という遊びに関してはルールがよくわかっていない、と書かれているのみでした。それの遊び方が載っているなんて、いやはやすばらしいです。







 さっそく開封。
 製品に対する文句ではないのですが、ものすごく開けにくい箱でした!
 箱を破損することなく開封したいのに、奥で引っかかってなかなか開けられませんでした。
 3分ほどで開封、若干箱が破損しました。しかたない








2014062605.jpg

 中身の札を確認してみると、なんと札が6枚も多くはいっていました!
 小松は4スートで1から12まで、計48枚で構成されています。それのスートごとにまとめられた札が1枚ずつで合わせて4枚、ブランドを示す札と印刷会社の札が1枚ずつ、計6枚です。

 スートごとの札はとっても重宝する気がします! 小松という札の10~12、トランプのJ,Q,Kにあたる部分のみわけがつかないので、これがあるとだいぶわかりやすいです。


 札の質はプラスチック。紙のものより薄く、感触は紙のもののほうがいいという印象です。ただ耐水性、耐久性に長けているので、長く使えます。紙のものは残念ながら、消耗品という扱いなのです。花札をはじめ、地方札は耐久性のない札なので消滅してしまったみたいです。





 松井天狗堂さんの小松と比較してみます。こちらは紙で作られています。









2014062606.jpg

 松井天狗堂さんのもの、紙製のほうが厚さがあり、双天至尊堂さんのもの、プラスチック製のほうが面積は大きいです。
 色合いはプラスチック製のほうがはっきりした色合いですが、のっぺりとした印象です。よしあしは個人でわかれるでしょう。

 図柄に関して、プラスチック製のほうが最後の読みカルタで復刻した小松に近い気がします。判断できる程度には同じですが、けっこう違いますね。特に写真右側の、おそらく同じ図柄のものです。同じかどうか判断しかねますが、一番近いのはこれですので。










2014062609.jpg

 各スートの1を比較してみましょう。
 こちらは瞬時に判断できるほど似ています。紙製のものは粗削りでささっと描いて作られたような、プラスチック製のものは綺麗に配置されたような、そういう印象です。
 
 なおこの1のことを「ツン」よ呼び、特に写真左側の赤っぽい卵形の札は「赤チョロ」と呼ぶらしいです。










2014062612.jpg

 厚さを比較します。
 紙製のほうが断然厚いですね! 厚いものは、慣れるまで扱いにくいですし、プラスチック製のほうが扱いやすそうです。
 ちなみに、プラスチックせいのほうは件で述べた普段使わない札6枚込みでこの厚さです。実際に遊ぶときは厚さは8/9倍になります。










2014062613.jpg

 ふちの違いは画像の通り。
 紙製のものは裏張りの紙を貼っているので、表に裏紙のふちができます。一方プラスチック製のものは印刷なので、はがれる心配はありません。以前紹介した妖怪花あそびは綺麗なふちでした。









 プラスチック製のほうが耐久性の点で、遊ぶには断然適していそうです。
 そもそも松井天狗堂さんはもう花札を作っていないので、今この小松の入手方法はわからないですね…




 さてこの札を使ってカックリででも遊んでみましょ、と言いたいところですが、結局使ってないです。
 
 ルールブックもさらっと眺めた程度で、遊び方を把握していないです。



 見た目が複雑そうということもありますけれども、遊びに参加しようという人員がそろわないのです。


 小松を使ったメインの技法「カックリ」は7人で遊ぶのに適しているみたいです。こういうものに興味を持っている知人が1人すらいないのに、6人集めてこいってなかなかかないませんよね。



 うんすんカルタもおそらく、廃れた原因のひとつに、人数が限られ、かつ大人数ということが挙げられそうです。


 あとは判別のしにくさ。トランプや株札は一目瞭然、花札は描かれている植物と生きものを見わければいいので、判別しやすさはトランプに劣るものの、苦労するものではありません。



 地方札はどれがなんなのかわかりにくいものが多いですよね。黒札もそうです。


 だからといって奇跡的に生まれたこのへんてこな図柄と、それにまつわる遊びを消滅させてしまうのはもったいないですよね。


 根強いファンはまだまだ多くいるみたいです。消えそうで消えない、ふしぎカルタの世界…










 今のところ、この小松は鑑賞用という使い道しかないです。いつの日か、これを使って遊ぶ日がくるのかな。

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