漢熟検を申し込むと、PCを用いた漢熟検公式教材の文字蔵くんで遊べちゃう(学べちゃう?)んです!!
こんにちは。祝日の朝から漢字漬けのぶろです。
文字蔵くんは、8級~3級配当の漢字を学べる教材です。1文字ずつ学ぶこともできます。部首や同音異義語、ことわざなどなど、練習問題が豊富。
ちなみに、「もじくらくん」ではなく「もじぞうくん」です。

3級配当までとのことですが、漢熟検を受ける前まで使えるのでひととおり使ってみます。
なお、漢熟検の級と漢検の級は同等みたいです。なので3級は中学校3年生までで習う字の範囲ということですね。
まずは基本学習から。

こちらは8級の学習ページ。8級までの配当漢字がずらり。小学校1年生~3年生までで習う漢字です。
ある程度画数別でくぎられ、音読みがアイウエオ順になるよう並んでいる印象です。
8級までといえども予想以上にむずかしい字があります。漢字ってむずかしい。

3・4級配当から、運搬の搬の字。
左上の枠ははじめ空白で、マウスで一画一画書くことができます。マウスのボタンを押しっぱなしにしながら動かすと線が書け、ボタンを離すとしっかりとした一画が書けるシステム。
読みの部分の付せんは、ドラッグするとはがせたりダブルクリックすると透けたりで解答を確認できます。付せんをはがすのけっこう楽しい。
すべての字に個別の基本学習ページが設けられているようで、これはとんでもない情報量ですね。
ひとつひとつ確認して学んでいけば完ぺきですね。
漢字についての知識がない小さい子はすべてに目を通し、ある漢字についての読みや熟語の使い方に不安を抱いている方は個別項目を、という具合で利用していくのがよさそうです。
次にトレーニング学習。
音読み、書き順、部首、同音異義語、意味から熟語を選択するものなどなど、全10項目から選べます。
ただ、級によって項目が設けられていない(3・4級は書き順問題がない、など)ので、全10項目を網羅している級はなさそうです。
すべての字に掲載されている項目の情報から出題されるので、当然膨大な量。
漢字については知っていて、問題を解いていきたい! という方は、このトレーニング学習から始めるといいでしょう。

読み問題より。これは仕方がないことなんでしょうけれども、読みが1種類しかない漢字の読みはどうしても単調になってしまいます。すべて「こ」と入力すれば正解。
読みをタイピングして答えていく形式。送りがなまで打ってしまう、タイピングミス、問われていないところまで答えてしまう(空き缶と表記されているのに「あきかん」と打ってしまう、など)、これらはもちろんすべて誤答扱い。これらで間違えるとなかなか悔しいです。

続いて部首問題より。うーん、これも仕方ないんですよね。部首で悩む問題はほとんどないです。

というのも、正答以外の選択肢はランダムらしく、紛らわしい選択肢が候補にない可能性が高いです。
幕という字で「艹」や「日」などが含まれていたら、そちらを選ぶ可能性もあった(ほとんどの人が「艹」を選びそう)のに、幕の部首になり得そうな候補が1種類しかない。これは非常に残念…
ひとつひとつ手作業で候補を決めていくことは大変なので、そうせざるを得ないんですね。
選択肢問題が2択しかない(これも仕方ない)ものもありますが、知識を確認する上で支障はないです。
なによりトレーニング学習の問題数がめちゃくちゃ多い。すべてこなしたら普段目にする字に関してはほぼ読み書きできて、意味も理解していそう。
配当級の総合演習がしたい! という方、おまたせしました。理解度テストです。
トレーニング学習のすべての項目から数問出題され、総合点(点数゠正答率%)が算出されるシステム。
3・4級の理解度テストなんてよゆーだろー! と思っていたら、読み問題で「岬回」と出てきて読めませんでしたごめんなさい。
配当字に関していろんな熟語を用いているので、知らない熟語や、意味があやふやな熟語がたくさんあることに気づかされます。
内容はトレーニング学習と同じですが、ここで同音異義語の問題紹介。

中学校のテストでおなじみ、「おさめる」群。


漢字から連想できますが、いざ使い分けをしなさいと言われたら微妙な問題はたくさんあります。
解答後は解説が表示されるので、これはすばらしい。

5級はなんとか一発満点。3・4級は、タイピングミスや、思わぬ落とし穴(さきほどの「岬回」など)で満点はとれませんでした。知らない言葉ってたくさんありますね。
とこんな感じです。小学生は楽しく取り組めそうです。
子ども向けの印象なので、大人が遊ぶにはちょっともの足りないかも。それでも知らない知識にはたくさん出会えます。
小学生のころ、学校にパソコンが導入されたことを思い出します。
当時パソコンというものを所持している人は少なく、友人宅へパソコン目当てで訪れる日も多々ありました。
そんな高級品パソコンが学校に導入され、それにインストールされていた漢字学習ゲーム。へんとつくりを制限時間内に組み合わせていくだけのシンプルな内容でしたが、夢中になって何度もやっていました。
そのゲームより何十倍も内容が濃く、小学生のころに文字蔵くんがあったら寝る間も惜しんでやっていたかもしれません。その頃に文字蔵くんがなくてよかったですw
漢熟検は、検定に申し込むと文字蔵くんという教材を貸してくれると言い換えていいですね。
漢検のように、申し込んだけど勉強できないという状況にはならなそうです。もっとも、PC環境が調っていなければいけませんが。
漢熟検の1級や2級を申し込んだ方でも、無料で使えて想像以上に楽しかったので使ってみてはいかがでしょう。
文字蔵くんでの学習時間は長くないため、あやふやな表現や偏見がたくさんまざっています。ご了承ください。
こんにちは。祝日の朝から漢字漬けのぶろです。
文字蔵くんは、8級~3級配当の漢字を学べる教材です。1文字ずつ学ぶこともできます。部首や同音異義語、ことわざなどなど、練習問題が豊富。
ちなみに、「もじくらくん」ではなく「もじぞうくん」です。

3級配当までとのことですが、漢熟検を受ける前まで使えるのでひととおり使ってみます。
なお、漢熟検の級と漢検の級は同等みたいです。なので3級は中学校3年生までで習う字の範囲ということですね。
まずは基本学習から。

こちらは8級の学習ページ。8級までの配当漢字がずらり。小学校1年生~3年生までで習う漢字です。
ある程度画数別でくぎられ、音読みがアイウエオ順になるよう並んでいる印象です。
8級までといえども予想以上にむずかしい字があります。漢字ってむずかしい。

3・4級配当から、運搬の搬の字。
左上の枠ははじめ空白で、マウスで一画一画書くことができます。マウスのボタンを押しっぱなしにしながら動かすと線が書け、ボタンを離すとしっかりとした一画が書けるシステム。
読みの部分の付せんは、ドラッグするとはがせたりダブルクリックすると透けたりで解答を確認できます。付せんをはがすのけっこう楽しい。
すべての字に個別の基本学習ページが設けられているようで、これはとんでもない情報量ですね。
ひとつひとつ確認して学んでいけば完ぺきですね。
漢字についての知識がない小さい子はすべてに目を通し、ある漢字についての読みや熟語の使い方に不安を抱いている方は個別項目を、という具合で利用していくのがよさそうです。
次にトレーニング学習。
音読み、書き順、部首、同音異義語、意味から熟語を選択するものなどなど、全10項目から選べます。
ただ、級によって項目が設けられていない(3・4級は書き順問題がない、など)ので、全10項目を網羅している級はなさそうです。
すべての字に掲載されている項目の情報から出題されるので、当然膨大な量。
漢字については知っていて、問題を解いていきたい! という方は、このトレーニング学習から始めるといいでしょう。

読み問題より。これは仕方がないことなんでしょうけれども、読みが1種類しかない漢字の読みはどうしても単調になってしまいます。すべて「こ」と入力すれば正解。
読みをタイピングして答えていく形式。送りがなまで打ってしまう、タイピングミス、問われていないところまで答えてしまう(空き缶と表記されているのに「あきかん」と打ってしまう、など)、これらはもちろんすべて誤答扱い。これらで間違えるとなかなか悔しいです。

続いて部首問題より。うーん、これも仕方ないんですよね。部首で悩む問題はほとんどないです。

というのも、正答以外の選択肢はランダムらしく、紛らわしい選択肢が候補にない可能性が高いです。
幕という字で「艹」や「日」などが含まれていたら、そちらを選ぶ可能性もあった(ほとんどの人が「艹」を選びそう)のに、幕の部首になり得そうな候補が1種類しかない。これは非常に残念…
ひとつひとつ手作業で候補を決めていくことは大変なので、そうせざるを得ないんですね。
選択肢問題が2択しかない(これも仕方ない)ものもありますが、知識を確認する上で支障はないです。
なによりトレーニング学習の問題数がめちゃくちゃ多い。すべてこなしたら普段目にする字に関してはほぼ読み書きできて、意味も理解していそう。
配当級の総合演習がしたい! という方、おまたせしました。理解度テストです。
トレーニング学習のすべての項目から数問出題され、総合点(点数゠正答率%)が算出されるシステム。
3・4級の理解度テストなんてよゆーだろー! と思っていたら、読み問題で「岬回」と出てきて読めませんでしたごめんなさい。
配当字に関していろんな熟語を用いているので、知らない熟語や、意味があやふやな熟語がたくさんあることに気づかされます。
内容はトレーニング学習と同じですが、ここで同音異義語の問題紹介。

中学校のテストでおなじみ、「おさめる」群。


漢字から連想できますが、いざ使い分けをしなさいと言われたら微妙な問題はたくさんあります。
解答後は解説が表示されるので、これはすばらしい。

5級はなんとか一発満点。3・4級は、タイピングミスや、思わぬ落とし穴(さきほどの「岬回」など)で満点はとれませんでした。知らない言葉ってたくさんありますね。
とこんな感じです。小学生は楽しく取り組めそうです。
子ども向けの印象なので、大人が遊ぶにはちょっともの足りないかも。それでも知らない知識にはたくさん出会えます。
小学生のころ、学校にパソコンが導入されたことを思い出します。
当時パソコンというものを所持している人は少なく、友人宅へパソコン目当てで訪れる日も多々ありました。
そんな高級品パソコンが学校に導入され、それにインストールされていた漢字学習ゲーム。へんとつくりを制限時間内に組み合わせていくだけのシンプルな内容でしたが、夢中になって何度もやっていました。
そのゲームより何十倍も内容が濃く、小学生のころに文字蔵くんがあったら寝る間も惜しんでやっていたかもしれません。その頃に文字蔵くんがなくてよかったですw
漢熟検は、検定に申し込むと文字蔵くんという教材を貸してくれると言い換えていいですね。
漢検のように、申し込んだけど勉強できないという状況にはならなそうです。もっとも、PC環境が調っていなければいけませんが。
漢熟検の1級や2級を申し込んだ方でも、無料で使えて想像以上に楽しかったので使ってみてはいかがでしょう。
文字蔵くんでの学習時間は長くないため、あやふやな表現や偏見がたくさんまざっています。ご了承ください。
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