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平成28年度第1回漢検1級


 どうも。今回も受けて参りました!

 相変わらず年3回の楽しみに変わりありません。




 こんにちは。勉強癖をつけたいぶろです。



 前回の検定からほとんど勉強することなく挑んだ今回の検定。もう少し気力を出せればなと感じました。どんなことに対しても気力が欲しい今日このごろ。




 検定会場についてちょっと不満があります。今までは、前回足を運んだ違う場所だったため、新鮮な気持ちでした。


 ただ今回、受検会場が3回連続で一緒という… 楽しい会場ならまだしも、へんぴな場所でつまらないです。がっかり。








 閑話休題、ついに今回、出題形式に若干の変化が見られました!!




 2か所の変更がありました。


 ひとつめは、漢検1級のオアシス、国字項目が書き取りと統合されて実質廃止。
 書き取りが15問から20問に増え、そのうち2問が国字枠となりました。

 つまり、以前は国字の配点が10点でしたが、今回は4点と減りました。のこり6点は普通の書き取り問題に。



 
 ふたつめは、記号を書くだけで配点2点だった四字熟語の意味を問う項目、これが準1級仕様になりました。
 書き取りの四字熟語とは別枠の四字熟語から、意味に沿った四字熟語の読みを答えるというものです。




 解答用紙を眺めてて、なんか以前と、罫線などの構成が変わったかな? とは疑問に思っていました。まさか国字項目がごっそりなくなっているとは。




 さてさて、出題形式の変更に関する感想はおいおい書いておきます。

 ではさっそく自己採点結果について。






 「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
 「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
 「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。






 今回も、自己採点にははぶさんのブログを参考にしました! 毎度ありがとうございます。





 (一)、読み: 26/30
 
 総合して、例年どおりのむずかしさです。音読みやや易、訓読みやや難といった感触。
 音読みに関しては、毎度安定した難度だなと感じるようになりました。そう感じるのは実力がついてきた証拠かもしれません。
 訓読みは過去問と初出のみで構成されている印象。今回の訓読みで満点だった方はかなりの実力者でしょう。



 (二)、書き: 36/40

 前回(H27-3)が平易だった分、今回は難化しそうでしたが、平年並みといったところでしょう。詳しくは出題傾向で後述します。
 「コウカイ」の士という問題の難度が相当高く、満点を狙うのはかなりむずかしかったのでは。



 (三)、語選択書き取り: 10/10

 この項目は相変わらずむずかしいです。リピーター好みの問題がそろっています。
 どの熟語も簡単ではなく、0点の受検者続出でしょう…
 「鶏肋」は私の模試で出題しました! 貢献できたうれしさでいっぱいです。



 (四)、四字熟語: 28/30

 新出3問、ほか過去問ベース。つまり前回と同程度の難度でしょう。
 今回も常用配当の四字熟語が出題され、手も足も出なかったです。それにまた瑣砕細膩出た…膩むずかしいから勘弁してほしいです(´・ω・`)




 (五)、熟字訓・当て字: 10/10

 新出多め過去問多めでした。
 新出はさほどむずかしくない印象。熟字訓が得意でない私でもすらすら埋まったので、そこまでむずかしくないかと思います。



 (六)、熟語の読み・一字訓読み: 8/10

 かなりむずかしめだなと感じました。理由は、過去に出題されていたとしても、熟語が違うので読みにくい印象だからです。
 この項目の平均点は前回よりだいぶ下がるでしょう。



 (七)、対義語・類義語: 12/20

 こんなむずかしい対義語・類義語見たことないですよ!? と焦りました。私はここ数年で一番の難度だと感じました。類義語は、語群のどの言葉がどこに当てはまるのかまったく見当がつかず、全然埋まらなかったです。



 (八)、故事・諺: 16/20

 涙が出るむずかしさ、帰ってきました。
 超難度の過去問がまざっているため、リピーターとそうでない方とで差が出る項目となってしまったでしょう。
 四字熟語や、違う言い換えのものも広く知っておかないと点数に結びつかない構成で、なんともいやらしい問題でした。



 (九)、文章題: 24/30

 読みは特にむずかしいものなし。書きは頻出5問、書きにくい(おそらく)初出が3問、猛烈に答えにくい初出2問といったハイレベルな内容でした。普通に勉強していたら、書きは10問中5問までしか正解できなかったでしょう。







 自己採点で 170/200 


 非常にむずかしい問題でしたが、もう少し点数が取れたかなと思います。単に私の勉強不足が招いた結果ですので、次回の検定対策は真剣に取り組みます!
 

 勉強は続けることがとっても大事ということを、私が身をもって示した結果になりました。

 漢字の勉強を怠ると、知識はもちろん答える感覚もなまってしまいますので、皆さんもこうならないようしっかり勉強を続けてください。いらない後悔はしないほうがいいです。



 今回の結果に悔みっぱなしではないですよ。これをバネにしてやる気が出てきたため、今さらになって勉強する意欲があります(笑)

 気力が続くまで過去問の復習や出そうな熟語調べ、漢検三略の勉強をしていきます。







 前回の検定で、漢検三略は役に立たなかったと書きましたが、今回解答できなかった問題を確認してから三略を眺めたところ、3問も三略から出題されていました。それも検定1週間ほど前に勉強した範囲で。

 全体の難度が高いと、漢検三略は非常に有用です! ただ合格するために必須かと言われると、迷わず首を縦に振るほどではないです。








 ブログでは紹介していなかったのですが、今年も漢検の受賞式の招待状をいただき、そちらへ参加させていただきました。


 そこで漢検1級代表として今後の目標をきかれ、「漢検1級満点取ります!!」と宣言してしまったんですよ。


 1級で9割ちょっと取れて、その上で目標をと問われたらこう言うしかないですよね…





 H28-1の漢検1級、相当むずかしかったです。予想以上の難化でした。

 受賞式での私の挑発が引き金で難度がはね上がってしまったのなら本当に申し訳ないです>< 検定を終えてからちょっと気にしていました。
















 出題形式の変化や今後の出題傾向を探り、次の検定への勉強方法や心構えについて簡単にまとめました。












 ◎ 出題形式の変化について





 13年ほど変化しなかった出題形式が、ついに変化しました。

 そのことによる今後の対策方法は、これといって気にせずいつもどおり勉強を続けていればよいでしょう。


 国字関しては、以前よりそれによる得点稼ぎが見込めないものの、国字の代替となった書き取りの問題がむずかしくなったわけではありませんでした。国字が頻出問題に置き換えられただけです。

 今回の結果も鑑み、次回以降の検定でも書き取り項目が急激に難化することはないでしょう。






 四字熟語に関しては、今までより広く学ぶことが要求されます。

 我々1級リピーターは、「四字熟語はすべて覚える勢いで!」という心構えで勉強しているので、むしろこの出題形式になって点を取りやすくなった印象です。


 以前の出題形式である意味を問う問題は、書き取りの四字熟語にとても似た意味の四字熟語が並んでいることがあり、どちらを答えようか非常に迷うことがありました。

 一方今回の検定問題を見てみると、語群に示されている四字熟語に、似たような意味はありません。

 リピーターは、四字熟語なら書けて当たり前のスタンスであるため、それらが読めなくて困ることはまずないです。


 よって、選択肢が紛らわしくなくなったという程度の変更です。





 四字熟語の出題形式を変化させた理由は、似た意味のものを出題するのに限度を感じたからではないかと思っています。

 10種類の四字熟語の意味が似通っていなかったなら、意味の項目で容易に満点を取られてしまうでしょう。




 今回の出題形式は、意味だけでなく読みの知識も要求しているため、より実力を問う形式となりました。



 今まで国字、四字熟語意味のウェートが大きすぎた、加えてH27-3が簡単すぎた(十数年前に比べたらだいぶむずかしいですけど)ため、このような措置が取られるのは必然だったのかもしれません。





















 ◎ 今後の出題傾向、勉強方法について




 ここ数年続いている、頻出+過去問 の傾向がより顕著になってきました。

 新規合格を狙うためには、最低3年分の過去問を解き、そこで出された難問を身につける必要があります。最低なので10年分くらい解きたいところです。

 過去に出題された難問を知らない時点で、合格を狙うことは絶望的です(私程度の実力なら確実に不合格です)。


 なんとしてでも過去問を入手して解きましょう。

 このブログでも何度か書きましたが、いつか漢検1級を受けてみようかな、と思った方は、今から1級の過去問を買ってきてください。数年後に1級を受けることになったとしても、以前買っておいた過去問は役に立ちます。役に立つどころか合格に必須の教材となりうるでしょう。




 書き取り項目について気になることがあるので少し掘り下げてみます。


 わりと得点しやすい項目で、基本は「頻出(日常でも使うような言葉)」 + 「漢字ではどう書くのかな? と不意を突かれるもの」で構成されています。

 前者は「アツレキ」、「ニジむ」、「トウが立つ」など、後者は「使いコナす」、「ホツれる」、「エセ」、「ナし崩し」などです。


 個人の感覚に頼る部分が多く明確な分類はできませんが、近年この後者が多く出題されている印象です。


 きいたことある言葉で漢字が思い浮かばなかった場合、できるだけ調べて頭の隅っこにいれておきましょう。








 難問となりやすい、対義語・類義語項目や文章題項目の書き取りについて。



 これらの項目で十分に得点できれば、合格基準に達する可能性が非常に高まります。





 よく出題される新出の熟語は、ひと目見て意味を把握しにくいものです。毎回数問出題されています。


 例えば今回の問題では「箕裘を継ぐ」、「緇素」、「居諸」などです。




 漢検漢字辞典などで熟語を調べる際には、こういった意味を把握しにくい熟語を重点的にピックアップしていきましょう。漢字の意味から類推できるものは、最悪切り捨てていっていいくらいです。




 そして、ほかのリピーターさんが行っている手法に倣って勉強してみましょう。


 漢検1級に合格している方々は、だいたいどれくらいで合格できるかを把握しています。受検してもなかなか合格できない方々は、現在の漢検1級のレベルを見くびっているのかなと感じます。

 合格者の指示を仰いで、100%真似できるならそれでいいでしょう。気にくわなかったり、より効率的な方法がありそうだったりするなら、リピーターの勉強方法を踏襲しつつ自分流の勉強スタイルに変えていけばいいでしょう。



 漢検1級ブログ ボクちゃん日記PART2(漢検一級編)は、リピーターブログ随一の情報量です。すばらしいブログですので、ぜひこの方を見習って勉強してみてはいかがでしょう。


 私もごくごく基本的な勉強方法や考え方の記事を書きましたが、ここには全く及ばないです。








 こうして勉強を進めていくと、覚える量が膨大すぎて、もう少し減らせないものかと感じてきます。


 たしかにリピーターの方々は、決まってものすごい量の勉強を勧めます。

 それはリピーターになるために行ってきたことであるから、ある程度がんばるしかないのですけど。





 私の場合、書き取り問題は辞書に載っているかどうかの基準で、覚えるかどうかを決めています。


 普通の書き取り問題なら、まずgoo辞書で検索、載ってなかったら参考程度という具合に留めます。


 故事・諺項目はgoo辞書に載っていない場合が多いので、ここに載っていなくてもできるだけ覚えます。

 それだと無数にありすぎる…となるため、私は、漢和辞典に熟語が掲載されているかどうかで覚えるかどうかを決めます。


 私の場合リピーターになってからは、goo辞書に載っていない熟語でも、漢和辞典で調べる癖がついています。普段勉強する癖はないですけどね。








 例を挙げると、今回の難問「耿介」の士。



 初合格を狙うなら、goo辞書に掲載されていないため覚える必要はないです。きっぱりあきらめて他の熟語を覚えた方が賢明です。


 リピーターなら、漢和辞典で耿の字を調べます。
 すると、「耿介」という熟語は載っています(3冊調べ、全ての漢和辞典に掲載されていました)。

 もし耿介の士を知る機会があるのなら、私基準でこれは覚える対象です。






 このように覚える熟語の優先順位を考えれば、より効率よく知識を身につけられるようになりますよ。

 優先順位より大事なことは、普段見ない漢字について漢和辞典で調べ、その漢字を用いる熟語を調べておくことです。

 もし熟語が掲載されていないのなら、熟語を書き取りで出題されることはまずないですので。読めればOKタイプです。






 近ごろの私は、優先順位は意識しつつ、気になった熟語はすべて調べて覚えるようにしています。

 ほんと、一番大事なのは気力なんですね… モチベーション続く人の理由をきいてみたいですよ!!




 ちなみに私のやる気は、鉛筆で字を書くことです。鉛筆で字を書きたいから勉強しているといってもいいほどです。
















 恒例の出題級まとめは、いつかH27-3とまとめて行いたいと思います。今回はここまで。





 脈絡のない構成になってしまいましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。











 最後に、当日のTwitterでの動向はこちら → 平成28年度第一回漢字検定1級






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Comment

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う、すみません、ご紹介いただいたようで。

此度の試験、おつかれさまでした。
たいへん参考になる文章でした。
「過去問題」については確かに「必ず揃えておけよ」
といわんばかりの分量でしたね。
ここは私たちリピーターが貢献できる部分でもありましょう。

どうか先駆としてこれからもご指導ください。
私も屡屡おじゃましておりました。
ボクちゃん | URL | 2016/06/22/Wed 08:25 [EDIT]
こんにちは。いつも拝見させていただいています。


漢字1字1字を順番に覚えていこうとする人、結構いるようです。
時間をたくさん割いたところで、点数に結びつく知識はあまり身につきません。
それなら、出やすい熟語を覚え、出にくい熟語は覚えないという姿勢のほうが絶対にいいでしょう。
我々リピーターは熟語を貪欲に、幅広く知識を吸収していかないといけませんね。

今回の過去問の量はいささか多めでした。「山小菜」「鬼臉」「手臂」は初出で答えられませんでしたし。
次回も過去の難問がいくつも並ぶことでしょう。

ボクちゃんさんの勉強量には頭が下がります。少しでも見習えるよう私も精進致します。
ぶろちゃん | URL | 2016/06/22/Wed 23:28 [EDIT]

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