平成29年度第2回漢検1級


 今年もこの時期を迎えました、第2回漢検1級の時期です!

 今回も受けてきましたよ。



 ちなみに前回、H29-1の結果

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 自己採点+1点の169点でした。


  書き
 羈束→× ちゃんと書いたはずでしたが、しかたない
 雲游→○ 意味はこっちのほうが正しそう

 読みは問題用紙にぱぱっと書いたものが間違っていて、解答用紙に書いたものが合っていたみたい
 

 とにかく合格でひと安心。合格者数66人合格率5.2%って、H28-1の再来ですね。とってもむずかしかったです。











 こんにちは。ブログ更新の気力がほしい! ぶろです。


 ブログ更新についてはたびたび考えています。

 広告うっとうしいですよね、1ヶ月に1回以上更新するだけでいいのに、それすらままならない…



 理由はなんといっても更新するのに掛かる時間! しっかりした記事になると検証と執筆、推敲をあわせて6時間以上かかります(「漢検準1級の勉強法」などです)。


 それに加え、ふと思ったことやちょっとしたことはすべてTwitterで解消してしまうこともあります。


 そもそもこのブログは、ふとした出来事や感じたことなどを発散する目的で開設しました。そのためTwitterが普及した現在、ここはそういった"見て得しない情報を書く"という主たる目的を失ってしまいました。




 存続させる理由は薄れましたけど、このブログを閉鎖させる予定はありません。こちらでは、なるべく有益な情報(といっても自己満足に付随する何かですが)を発信していけるといいです。














 前置きはこのあたりにして、本題へ。




 前回(H29-1)ではちょっとしたミスがいくつもあり、新たな故事諺の勉強や四字熟語の復習など、自分なりに結構がんばったつもりでしたが奮わず。消化不良で、勉強していた内容なのにも関わらず解答できない問題もありました。



 今回は消化不良にならないよう徹底…とは案の定ならなかったです。検定日が迫るごとにわき出てくる、こなしたい目標の数々。それらの目標をすべてこなしていったら消化不良どころではなく、もはやひととおりこなす時間すらありません。


 徹底的にやるリピーター上位の方々はこういったことを紙にまとめてるのでしょうか。今からでも少しずつ、次の検定に向けてがんばれればなと(笑




 短期間でどれだけミスを減らせるか、解答できる問題をすんなり解答できるか、それが今回の課題でした。


 いきなり普段見ないような読みに取りかかると、たまに勘違いをしてしまいます。熟語を連想するとき、字が思い浮かばないこともあります。考えればわかるはずなのに答えられなかった問題はさぞ悔しいものです。


 それをなくすため、今回はむずかしめの熟語の読みに慣れよう! というコンセプトで最終調整をしていきました。


 新たな熟語もちょっとは学びましたが、勉強しても出ないだろうくらいの気持ちで打ち切りました。深追いすると底なし沼にはまってしまいます…




 私が所持している過去問の(一)読みすべて + 文章題等の初出難問や、文章中に含まれている気になった字を書き出していきました。

 読みは音訓あわせて30問、気になったものは多くても12個程度なので、さほど多くはなかったです。


 これをひととおり行い、残った時間は苦しまぎれの、以前わからなかった問題まとめノートをひたすら眺める作業。検定直前まで眺めていました。






 以下、自己採点結果と項目別のコメントです。




 「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
 「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
 「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。






 今回も、自己採点にははぶさんのブログを参考にしました。いつもありがとうございます!





 (一)、読み: 26/30
 
 読みの出題レベルは最近安定してきたはずでしたが、今回はかなりむずかしく感じました。いちいち難解です。数日前に十数年前の過去問を眺めてしまったからなおさら! 今後も難化傾向、読みにくい文章でしょう。



 (二)、書き: 38/40

 過去問と、残りは変なものやひっかけ問題という印象でした。1級はなんでもありなので、こういう出題傾向のこともあります。



 (三)、語選択書き取り: 10/10

 ひっかかりやすい問題なのでやや難といったところでしょう。
 よく読んで考え、どの語群がダミーか見抜ければ全問正解できる内容でした。



 (四)、四字熟語: 30/30

 新出の四字熟語は比較的予想しやすかったものの、常用漢字の四字熟語が2問ありました。常用のものがむずかしく、ここで語群を見抜けなければほかにも飛び火する可能性がありむずかしかったでしょう。
 意味を答えさせる問題も相当解きにくく、こんな意味があるのかと考え込んでしまいました。消去法で解答できるものの、簡単に満点を取らせてくれる内容ではなかったです。初合格を狙ってた人はびっくりしたでしょうね。



 (五)、熟字訓・当て字: 9/10

 前回に引き続き今回も国名登場。新出が多く、普通に勉強していたら5問しか取れないような… 一番軽視していいこの項目、ちょっとは勉強しなさいということでしょうか。



 (六)、熟語の読み・一字訓読み: 9/10

 今まで、「訓読みは漢検漢字辞典の第一版に掲載されているもののみ」という暗黙の了解がありましたが、今回は第一版に掲載されていないものも出題されたようです。このような訓読みは知らなかった!というものがちらほら。



 (七)、対義語・類義語: 20/20

 相変わらずここが易化することはありません。新出5つ? 残りの過去問も、私の記憶の片隅にあるようなものでした。
 たまたま知っているものばかりでした。


 (八)、故事・諺: 20/20

 故事諺の難化は一段落したようです。新出はわりと答えやすい問題の類かなと感じました。



 (九)、文章題: 20/30

 前回があれだけむずかしかったから、今回は易化するに決まっている…! 結果、ものすごくむずかしかったです。
 後半の文章は漢文書き下しなので、なじみのない熟語が多く、正解できる人はほとんどいなそうです。ただ正解する人はどこかにいますので、そこは教養や日ごろの鍛錬でなんとかしなくてはいけないのでしょうか。
 ともかく、この難度が続く限り、文章題の大幅失点は避けられません。合格を狙うなら、ほかの項目すべてあわせて20点程度の失点で抑えなければならなくなりそうです。
 リピーターで心底よかったなと感じます。初合格を狙う方々、殊に、合格したいと切に願い、狂ったように勉強してきた方々の努力がまったく報わず、心が折れる方続出じゃないでしょうか。解答を知ったら、漢検1級の勉強をしていたのに、こんなんじゃない!! ってなりますよね。いやはや漢検1級もついにここまで難化しましたか。




 自己採点で 182/200





 受検した方の意見を聞く限り、前回の超難問と同程度のむずかしさだったようです。

 私がたまたま知ってた、答えられた問題が多かったからか、前回に比べると易化したように感じました。



 ともかく、あまり気に病まず、楽しく受けましょう。検定前のわくわく、検定後の楽しさは今回が一番でした。






 今回も出題級まとめをします。


 配当漢字を「1級」「準1級」「常用(その他)」にわけて、出題級がどのレベルだったかを調べます。もちろん1級配当じゃないものがメインです。


 えっ? 漢検1級なんだから、すべて1級配当の漢字、「薔薇」とか「檸檬」、「顰蹙」みたいなのばかりなのでは? そうではないんです。


 常用漢字の問題が多いと総じて難問な気がします。今回はどうなのでしょうか。


 以下テンプレ



・各項目別に、漢検1級配当ではないものの配点を挙げ、( )内には常用漢字のみでの配点を挙げます。
常用漢字のみの構成で2点分、準1級配当までの構成で1点分なら 3(2) と表記します。

・標準解答が複数あり、どの字を書くかによって配当が変化するものは、より一般的なものを選びます(そのつど註釈をつけます)。

・常用漢字でも、常用外の読みであれば準1級、1級配当の読みと記載されていたら1級とします(常用外の判断については、平成24年3月発行「漢検要覧1/準1級」に準拠します)。

・熟字訓は、1級配当ではない漢字で構成されていても、例外を除きすべて1級配当とします。

・各項目内容:(一)読み、(二)書き取り、(三)語選択書き取り、(四)四字熟語、(五)熟字訓・当て字、(六)熟語の読み・一字訓読み、(七)対義語・類義語、(八)故事諺、(九)文章題 です。










 ◎ 平成29年第2回

(一) → 0(0) ※1
(二) → 6(2) ※2※3※4※5
(三) → 2(0)
(四) → 4(4)
(五) → 0(0)
(六) → 0(0)
(七) → 0(0) ※6
(八) → 4(2) ※7
(九) → 10(8) ※8※9


計 → 26(16)



※1 甚くは、「イタ - く」という読みが1級配当。
※2 センドウは、「顫動(1級)」「戦動(常用)」どちらも正解だが、「顫動」を一般的とし1級配当。
※3 オオマガトキは、種種の表記があるが、「大禍時(1級)」を正解とする。「マガ」という読みが1級配当。
※4 メカすは、「粧(めか)す」という読みが1級配当。
※5 ワメくは、「喚(わめ)く」という読みが準1級配当。
※6 キッソウは、左にソという読みが見当たらないので1級配当とした。
※7 オコは、「烏滸(1級)」「痴(1級)」「尾籠(常用)」どれも正解だが、「烏滸」を一般的とし1級配当。
※8 ムベは、「宜(むべ)」という読みが1級配当。
※9 タうは、「勝(た)える」という読みが1級配当。



 1級配当じゃない漢字が意外と少なかったです。

 それよりも気になったことが、読みが1級配当の常用漢字多すぎ!!

 前回2問出題され、今回も1問出るかな? くらいの考えでしたが甘かったです。6問ですか、めちゃくちゃ多いです。




 この難化で、合格を目指している方はどのように勉強を続けていいか悩むところでしょう。

 悩んだところで勉強方法は変わらないと思います。むずかしい問題なら出来の水準を上げるほかありません。


 運よく答えられた問題、人生経験という言葉で片づけたくはないです。どこかで目にする機会はあったはず…でも具体的にどこなんでしょうかね。

 吉左右は中高で辞書を持ち歩いてたとき、たまたま見つけたので知っていました。今でもたまにきく言葉ですし、何かの対策資料でみたことあるような。



 






 悩んでいる時間があるなら勉強した方がよさそうです。今回の検定で疲憊しきった方はゆっくり休んでください。

 超人じゃない限り、漢字の世界ばかりに浸っているのは大変ですから。













 当日のTwitterでの動向はこちら


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おめでとうございます!!
ぶろちゃんさん、こんにちは。
お久しぶりです。

今回も、漢字検定1級に見事合格されたとのこと、誠におめでとうございます。
漢字検定1級の受検者は、大半がリピーターの方と聞いています。
その中で、合格率が「5.2%」というのは、数字だけで見ても難易度の高さがうかがえます。

そして、何よりも、ぶろちゃんさんの文章からは、漢字の世界を楽しむ気持ちが伝わってきます。
前回いただいた御返事で、私は試験を純粋に楽しむ気持ちを忘れかけていたことに、気付かされました。
どうもありがとうございます。

ぶろちゃんさんは、次回の日本語検定1級を受検されるのでしょうか。
前回、1級の試験問題の一部に変更がありましたが、パズルのような内容に変わり、私は楽しむことができました。
次回も、私は表彰に向けて、日本語検定に挑戦する予定です。

次回の試験に向けて、お互い頑張っていきたいですね。
どうぞよろしくお願いします。
むー | URL | 2017/10/21/Sat 11:32 [EDIT]
むーさん、こんばんは。

前回(H29-1)は非常に難しかったです。
この合格率を示している合格者、ほとんどリピーターで、新規合格者は3人いるかどうかでしょう。

ここまでくると漢検1級は楽しみなので、悔いなく楽しむために基礎を徹底させています。
今回日本語検定1級、申し込みました!
こちらも楽しく受けたい気持ちはありますが、いまいち行動が伴っていません… やる気がほしいです。

前回の日本語検定、そうだったんですね。知人に1級を受けた方がいるので問題をみせてもらいましたが、そういう表現はしていなかったです。
とりあえず過去問は数年分しっかり解いて身につけていかなければならなそうですね。敬語はもちろん、文法も不安です。

次回の検定に向けて、全力を出せるようにします。今後もよろしくお願いしますね。
ぶろちゃん | URL | 2017/10/26/Thu 02:09 [EDIT]

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