平成27年度第3回漢検1級


 恒例の漢検。最近この内容でしかブログ更新してないような。




 こんにちは。直前の国字の練習は欠かさないぶろです。

 点取り項目の国字、今まで3回くらい間違えています。普段使わないものばかりでなじみがないですからね。



 前回の検定で用いた「漢字検定三略」の上略の続編、「漢字検定三略」の中略を解きました。すべて解こうと意気込んでいましたが、ほかに確認したいものや気力の問題で半分しか解きませんでした。

 今回の検定に向けての勉強はけっこうなまけてしまったのであまりしていないです。
 向上心の維持も目的なので、次こそしっかり勉強します…










 さて、今回の自己採点結果と簡単に出題別の難易について。






 「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
 「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
 「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。






 今回も、自己採点にははぶさんのブログを参考にしました! 毎度ありがとうございます。





 (一)、読み: 29/30
 
 いつもどおりですけど過去問が多い印象なので若干やさしいと感じました。
 24点程度ならしっかり勉強していれば問題なく取れそうな内容でした。





 (二)、書き: 28/30

 前回書き取りが難化したため、おそらく今回はやさしくなるかなと予想したとおりでした。
 おそらく一番むずかしかった書き取りが「胴欲」(これ正解した人はどれくらいいるのでしょうか)、次に「俘囚」、「楔形(ケッケイ)」でしょう。ほかは過去に出題されているはずです。





 (三)、国字: 10/10

 今回も単位の書き取りはありました。フィートでした。





 (四)、語選択書き取り: 10/10

 語群の中のダミーは判別しやすかったので迷いはしませんでした。ただ熟語が若干むずかしめ。
 「疇昔」は過去に出題されていて(H24-2 文章題)、「管窺」は管窺蠡測を覚えていれば問題なく解答でき(実はこれ結構難問か)、「褐寛博」はH26の三文字熟語が出された年度に懲りて対策していれば普通に正解できたであろう熟語でしょう。





 (五)、四字熟語: 28/30

 新出3問、ほか過去問ベースというおなじみの出題内容。四字熟語を広く押さえていれば満点近く取れるでしょう。
 意味でひとつ間違えてしまったので28点。意味のダミーはわりとむずかしいのではないでしょうか。漢字書き取り以外唯一の2点問題なだけあって、昨今の意味項目は大事故を起こしやすいでしょう。四字熟語大事! 意味も大事!




 (六)、熟字訓・当て字: 10/10

 4文字の熟字訓出ました! 出題しないのが暗黙の了解のようでしたけど、そんなことないぞと宣言しているようですね。新出は2問「鉄刀木」と「側金盞花」。前者は漢字の勉強云々以前に知っていましたし、後者は4文字のものをいくつか押さえた中のひとつでした。次回も頻出と過去問をしっかり復習しておけば7点ほど取れそうです。そのため合格を狙うなら国字の次に勉強量が少なくてもいい項目でしょう。





 (七)、熟語の読み・一字訓読み: 10/10

 ひと目すべて過去問かなと感じました。易しかったです。読みにくいものが多かったので、過去問をしっかり勉強しているかどうかで差が出たでしょう。





 (八)、対義語・類義語: 18/20

 なかなかむずかしい問題だったと感じました。頻出、過去問、新出が同程度出題されていたので、わからない語句が多かったという方は少なくないはずです。記された熟語は見慣れないものの連想しやすいので、埋まるときは迷わず書けたはずです。





 (九)、故事・諺: 20/20

 毎度涙の出るむずかしさのこの項目ですが、今回はかなり易しかったです。
 すべての問題が、おそらく何かしらの形で過去に出題されている気がします。そのため満点続出でしょうね。
 対義語・類義語まで解いてそこまでむずかしい問題を見なかったので覚悟しましたが拍子抜けでした。





 (十)、文章題: 28/30

 新出多めですがそこまでむずかしくない模様。1級リピーターには易しく、初合格を狙う方にはむずかしい問題でしょうか。
 読みは特筆すべき問題がないくらい頻出や易しいもので構成されていました。書きは新出多め。ホウスンがわからず不正解。文章を読んでいくと、心情を表す言葉なんだなと読み取れますがそれでどつぼにはまりました。何も考えず適当に書いた方がよかったです_(:3」∠)_







 自己採点で 191/200 


 自己採点どおりなら初の190点台!

 前回の検定からたいした努力もせずにこの点数。易化しました。合格率は20%に満たない程度と予想。

 
 そして役に立った気がしない三略。といっても有用な問題集であることは間違いないので、次の検定までに最後まで解いておきますね。





 出題されそうな問題を把握しておくことは重要ですけど、基本は頻出問題、それに近年の傾向では過去問の比重が大きいので、5年分くらい過去問を解いておきましょう。


 頻出と過去問、前回も書いたように1級配当のみならず出題されそうなもの(字面だけでは意味がわかりにくい、いわゆる「転じて」のもの)を押さえておけば、それだけでかなり合格点に近づきます。








 雑なまとめですが今回はここまで。


 配当級別の考察は次回更新します。今度こそ次回! おたのしみに!












 当日のTwitterでの動向はこちら


 → 平成27年度第三回漢字検定1級(こたつで寝るさんまとめ)

 → 平成27年度第三回漢字検定1級(いおたさんまとめ)


平成27年度第2回漢検1級


 今回も受けてきました! 漢検1級。

 第2回は準1級もあわせて受けようかな、と考えていましたがやめました。
 今回の準1級はむずかしそうだったので、避けて正解だったかもしれません。




 こんにちは。耳の中に髪の毛がはいったぶろです。


 ものすごく不思議な音がして、綿棒で掃除をしようとすると不快な音が響くのに何も出てこない…びっくりしました。

 水に潜ったときの音と、貝にまじっていた砂利を噛んだときの音とをあわせたようでした。





 さて今回の1級、漢検公式の辞書、漢検漢字辞典の書き出しを行おう…という気力はまったくなかったです。


 代わりに成美堂の本試験型、そして待望の新対策問題集「漢字検定三略」の上略を解きました。



 この程度の対策では前回より点数が落ちそうですので、次回からはちゃんと対策をしないと。









 早速自己採点結果と簡単に出題別の難易について。






 「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
 「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
 「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。






 今回も、自己採点にははぶさんのブログを参考にしました! 毎度ありがとうございます。





 (一)、読み: 27/30
 
 いつもどおりのむずかしさだと感じました。私自身のレベルがあがったからか出題のレベルがあがったからか、最近むずかしさに大きな変化はみられません。
 頻出、過去問、新出どれもバランスがいいです。相変わらず読み満点は至難の業でしょうが、24点ほどなら問題集や過去問をしっかり解いていれば得点できたでしょう。





 (二)、書き: 24/30

 書き取りは難化したように感じました。常用漢字の書きがむずかしく、頻出以外は読みで出題されているものが多かった印象です。ここで大失点した人はたくさんいそう…
 訓読みの同音異義語、復活です! 「ムクゲ」の犬と「ムクゲ」の花。私の知る限り両者とも書き取りで出題されたことはないです。読みはむずかしくないのに、書けといわれたら困る問題でしょう。





 (三)、国字: 10/10

 今回も単位の書き取りあり。





 (四)、語選択書き取り: 10/10

 語群にまぎらわしい語句がまぎれていて毎度悩まされるこの項目ですが、今回の語群には悩まされませんでした。
 ただどれもレベルの高い書き取りなので、初受検者でこの項目が0点という方はちらほらいそうです。むずかしい部類でした。





 (五)、四字熟語: 30/30

 新出3問、ほか頻出の割合が少なく、残りは過去問から出題されているのでは? と感じました。
 1級リピーターは30点の人もちらほら、初受検者は点数低めと予想できます。1級配当の四字熟語に精通しているか、それ以上に過去問を解いていてその知識があるかを問われる内容でした。





 (六)、熟字訓・当て字: 10/10

 前回に引き続き4文字の熟字訓やむずかしめ初出が出るかと思いきや、拍子抜けしました。
 今回は近年まれに見るやさしい出題、初出1問ほか9問という構成で、初出もあらかた想像できるものでした。

 今回の受検に備えて一番勉強をしたのがこの項目なので、ちょっぴり残念です。
 ただこの項目の満点はH21-3以来約6年ぶりなのでうれしい。





 (七)、熟語の読み・一字訓読み: 10/10

 ものすごくむずかしい問題が並んでいるわけではないので、無難に8点ほど取れる問題でした。
 1問、これはむずかしいなとリピーターがニヤリとする問題が紛れていたものの、他は過去問や類推でどうにかなりました。





 (八)、対義語・類義語: 18/20

 前回この項目が易しくなることはなさそうと宣言しておいたとおりで、相変わらず難問ぞろいでした。
 頻出や過去問の割合は以前より多いものの、今回は示された熟語が難解で、どこに何を書いていいのかわかりにくかったでしょう。ここで事故を起こすか起こさないかで合否が決まりそうです。

 難問ぞろいとはいえ、前回に比べれば書かせる熟語はむずかしくなかったです。





 (九)、故事・諺: 18/20

 過去問を把握していれば4問正解できた、という程度ですがその他の初出はそこまでマニアックではない印象。
 例年だれが満点取れるかわからない鬼のようなこの項目ですが、今回は満点の人は何人もいそうです。私も思い浮かんだ2択で間違えなければ満点取れそうでした(´・ω・`)




 (十)、文章題: 25/30

 今回も文章題はやや難程度。1級配当はそこまでむずかしくなく、常用漢字の読み書きがちょっとむずかしかったです。
 ここは勉強不足がたたって、キベイ(器皿)の書き取りが最後の最後まで思い浮かびませんでした…

 ソウビン(双鬢)とカサン(家産)の書き取り以外は過去問や普段の漢検1級の知識(?)で書けそうなものばかり。大失点は免れたでしょう。









 自己採点で 182/200 

 正直合格率6.1%だったH26-2と体感難度はほぼかわらないですけど、他に受検していた方々のツイッターでは合格者続出で、前回より易化ということなのでしょう。合格率は13%程度。






 四字熟語を総ざらいするようになってからたびたび勉強への意識が変わり、160点前後をうろうろしていた数年前のようにならなくなりました!

 面倒だけど初出問題に答えるためにはやらなくちゃいけない…と感じた作業ははやめにこなしておくべきですね。進歩したものです。


 









 毎度行っている配当級別漢字についてのまとめや考察は次回更新します。










 検定当日や当日までのTwitterでの動向は、平成27年度第二回漢字検定1級 で。



H27-1漢検1級の反省点や今後の勉強法





 自身の実力向上のために間違ったところにしっかり向き合っていこうかと思いました。

 今まで誤答をまとめたことないんですよね。若干恥ずかしいです。




 こんにちは。過去に間違えた問題をまた間違えるぶろです。


 出題された問題は押さえているはずなのでほとんどミスはないのですけれども、誤差程度のミスが失点に繋がってしまいます。


 そろそろ満点を目指すつもりで挑まなければならないので、過去に出題された問題は隈なくチェック。これだけではもちろん勉強不足です。ただ絶対にこなさなければいけない作業のひとつであることに違いありません。




 さて、今回はまず誤答を挙げ反省します。
 その後*過去難問 がどの年度に出題されているのか、どれくらい出題されているのかをまとめます。


 漢検1級合格を目指す方々はどのような勉強をしてどれくらい身につけば合格圏内なのか、リピーターの方々はどのように勉強すればよりよい点数になるのかそのイメージをつかんでいただければ幸いです。







 *過去難問 とは、過去に出題された新出難問のこと。その問題が再登場したら以降は「過去難問」扱い。












 ◎ H27-1漢検1級 反省点








 (一)、読み


 18 九竅→きゅうけつ

 竅の訓読みは「あな」なので、穴だと思うとケツと読んでしまいがちです。




 (三)、語選択書き取り


 2 サンテイ→刪訂

 サンテイという言葉をきいたことがなく、「刪訂」か「刪定」かで悩みました。推敲じゃないということに気づけただけよしとしましょう。




 (六)、熟字訓・当て字


 6 玉筋魚→いいだこ

 「いいだこ」か「いかなご」で悩みいいだこと書きました。検定が終わってから、いいだこは以前(H26-2)、望潮で「しおまねき」か「いいだこ」かで悩んだ2択のうちのひとつでした。検定終了後に気づきました。




 (七)、熟語の読み・一字訓読み


 2 覘う→うらな(う)

 1の音読み「覘候」で、覘の音読みを何度も確認した直後で油断していました。「うらなう」と「うかがう」は母音が同じで紛らわしいです。




 (八)、対義語・類義語


 1 先人⇔黄昏

 コウコンと発音する言葉を知りませんでした。違うと知りつつ黄昏と書きました。昆の訓読みは「あに」なんですね! 昆の字を用いる熟語は「昆布」「昆虫」くらいしか知らなかったです。



 2 興隆⇔陵位

 過去に「陵遅」という熟語の書き取りが出題されました。それを思い出し「陵」は書けたものの「イ」が思い浮かびませんでした。陵遅が出題された直後にしっかり意味を調べ、どうして陵遅という字になったのか知っておくべきでした。勉強不足です。




 (九)、故事・諺


 4 ウショウ→盂翔

 きいたことのある言葉なのに思い出せず、検定中に一番悔しい思いをしました。「さかずき」というイメージはあったものの觴の字はかすりもしなかったです。



 9 シンショウ→哂笑

 後昆と同じく、思い浮かぶシンショウがこれくらいしかなかったです。四字熟語辞典に「参商之隔」って載ってましたね。それきいて納得。




 (十)、文章題


 7 キョウコク→跫谷

 これはむずかしい。文章題は知らない言葉だとしても、文脈から類推して答える醍醐味があります(醍醐味だなんて表現している時点で未熟ですね)。ただこのキョウコク、今読んでも全然連想できないです。「頃刻」という言葉を知っているかどうかが鍵でした。正解者はどれだけいるのでしょうか。



 キ 雁金額→がんきんがく

 これもむずかしい。こちらは下手に文章を読まなければ正解できたかもしれません。
 文脈から、女性の顔についての流れで『…、画いた様な雁金額の額の狭い…』と、後の額は「ひたい」かな、雁金額の額はガクかな、カリガネだったら「雁が音」とも書くし(茎だけを集めた緑茶の別名です)なと勘ぐり、がんきんがくと答えました。
 文章中のどちらの額も「ひたい」なんですね。



 ケ 刳られた→ほ(られた)

 文脈から「ほ(る)」か「えぐ(る)」か迷ってほ(る)と解答。ほ(る)という読みはないんですね。









 
 誤答まとめは以上です。続いて今後の効率のいい勉強方法や出題傾向について。


 これから漢検1級を受けてみよう! という方々にも想像しやすいよう、また1級を受けてみてもいまいち点数が上がらないという方々にも裨益するようまとめます。











 ◎ 平成27年度第2回漢検1級に向けての勉強や出題傾向について









 拙ブログは私の気分により更新頻度が著しく変化し、ときには3ヶ月以上更新をしないこともあります。

 そんな私が平成27年度第1回(以後H27-1と表記)の検定報告をしてまもなく更新しようと思い立ったのにはある理由があります。







 出題形式は変わっていないのに最近の漢検1級はむずかしい、と受検した方ならそうきいたことがあるかもしれません。

 資料やリピーターの質が向上したからか難化の一途をたどっています。10年ほど前は問題集に載っている問題からたくさん出題され、ミスをしなければそれだけで9割以上取れることもありました。

 現在同じ手法で勉強し受検すると、おそらく7割に満たないでしょう。頻出問題の割合が減り、問題集のほかから多くの知識を、時には応用させて答えなければ導き出せない内容のものが増えたからです。

 これが難化の正体です。



 それでも合格する人はいます。私も今やそのひとりです。

 といってもどうすれば合格できるようになるのか、今でもよくわかりません。



 ここで、最近漢検1級合格を志した方と私とで、何が違うのか考えました。H27-1の問題から、どのような傾向にあるのかも考えました。




 するとなんとなく、過去難問の割合が増えているような気がするのです。




 過去難問とは件で述べた以前の新出難問のことで、過去問に目を通していないとよほど知識豊かな方以外は正解できません。

 過去難問の割合が増えているのにそれを知らず、過去問に一切触れることなく漢検1級に合格しようと考えている方がいるとしたら、その方は合格できるはずがありません。



 私は過去に出題された問題の知識に関して、1級合格を志す方に負けない自信があります。

 リピーターとそうでない方の差はひょっとしてここなのかも、と思いつき、過去難問の割合が増えているかどうかを調べました。


 加えて、H17~H23あたりの過去問を寄せ集めた漢検分野別精選演習にどれだけ掲載されているかも確かめました。
 





 H27-1に関して、私なりにむずかしいだろうと感じた過去難問を挙げていきます。







 ◎ 表記方法について


 大問ごとに、漢検分野別精選演習を網羅すれば何点取れるかを記します。原則同じ項目(書き取りなら書き取り項目だけ、など)の範囲を調べ、掲載してあれば得点とします。
 


 『番号 問題(解答) 過去出題年度-回』 と表記します。


 年度はH○○-○表記、過去3年のうちに出題されている問題は、過去4~5年前に出題されている問題は、過去6~10年前に出題されているものはとします。


 同じ読みではあるが熟語が異なっている場合、年度回の右側に( )で記します。


 漢検分野別精選演習に掲載されている問題は 表記を加えます。




 ※資料を渉猟しているわけではなく過去難問認定も独断ですので、内容に謬りがあるかもしれません。












 (一)、読み: 7/30 この項目に掲載されている準1級・1級配当の読みを間違えずに答えた場合の合計点

 4 粥文(いくぶん) H24-1(粥獄)
 5 棺椁(かんかく) H22-2 精
 15 岌嶷(きゅうぎょく) H21-3(嶷立) H18-2(嶷然)





 (二)、書き: 6/30 書き取り項目のみで掲載されている問題の合計点

 2 テイジ(鼎峙) H23-2
 5 ショウヒョウ(証憑) H24-2
 9 カガ(縢)る H23-2





 (三)、国字: 8/10 問題形式になっているものの合計点





 (四)、語選択書き取り: 0/10 語選択書き取り項目のみ調べたところ、今回の問題はなし





 (五)、四字熟語: 14/30 掲載されている四字熟語は上下どちらも書ける場合+意味 での合計点

 2 ヨクイ(薏苡)明珠 H22-2
 3 ナンコウ(南洽)北暢 H22-1
 4 セキヘキ(尺璧)非宝 H22-1
 6 車載トリョウ(斗量) H22-2
 10 優游カンエイ(涵泳) H24-3





 (六)、熟字訓・当て字: 4/10

 7 九面芋(やつがしら) H20-3





 (七)、熟語の読み・一字訓読み: 1/10 この項目に掲載されている1級配当読みを間違えずに答えた場合の合計点

 3 摶飯(たんぱん) - 4 摶(まる)める H25-1





 (八)、対義語・類義語: 2/20 この項目に問題として掲載されているものを間違えずに答えた場合の合計点

 4 懈怠⇔キッキョ(拮据) H25-3 文章題
 9 流浪≒ハセン(播遷) H25-3 読み





 (九)、故事・諺: 6/20 この項目に問題として掲載されているものを間違えずに答えた場合の合計点

 2 スイカク(榱桷) H24-3





 (十)、文章題: 8/30 読みはすべての読み問題、書きはすべての書き問題として出題されているものを間違えずに答えた場合の合計点

 2 エン(宛) H17-2 (文章題:宛然) (宛然)
 3 チョウトン(朝暾) H23-2 (読み) (読み)





 合計 56/200




 今回の書き取り「クルブシ」は、分野別精選演習の書き取り項目にはないものの故事・諺項目に載っています。

 読み「鏤める」もそうで、読み問題としてはないものの書き取り項目にチリバめると載っています。


 出題内容は同じであっても別項目にあることや、書き問題で出題されているものを読み問題の点数に含めていないなど、実際は20点以上いい点数が取れるはずです。











 3~5年ほど前の過去問から多く出題されていました

 検定数日前の最終確認で、このあたりの年度の過去問を押さえておくのが一番でしょう。




 過去に出題されたものが数年後に出題される、という傾向はおそらく変化しません。

 たくさん出題されそうな過去問がぎっしり詰まっている分野別精選演習の効果は絶大でした。今後も完全征服とともに分野別精選演習が基本となるでしょう。


 とはいえ、分野別精選演習だけ解いたところで本番では手も足も出ないこと、さらに読み問題を書けるようにしておくという応用が非常に有効なこともわかりました。

 詳しくまとめてはいないですけど、分野別精選演習の読み問題を眺めていると、最近書き取りで出題されたものが多かったからです。

 分野別精選演習に読み問題として出題されている字を書けた場合、さらに20点分ほど増えそうでした。



 今後の漢検1級に合格するためには、分野別精選演習を読み書きできる知識の5倍くらい必要かと感じました。
 問題集に載っている問題だけを読み書きできるようにするのではなく、普段の生活で、漢字がわからないものを調べる、過去に出題された問題の意味を知らない場合は調べる、ということを習慣にしましょう。


 私なりの『読める字も書けておいた方がいい』の基準は、goo辞書に載ってるかどうかです。

 音読みは特にそうです。辞書に載っていない言葉を書かせることはありませんから。



 今回の読み問題にあった「黝藹(ゆうあい)」という熟語について。漢字源によると、樹木がこんもり茂るさまと書いてあります。
 といってもこんな熟語は普通の辞書(goo辞書や広辞苑)に載っていないです。よって読めるだけの知識で満足します。

 次に「翹楚(ぎょうそ)」という熟語について。意味は、才能がぬきんでていることやその人のことです。
 この熟語はgoo辞書に載っています。よってこの熟語は読み書きできるようにし、ギョウソと問われても書けるよう意識します。


 注意点は、自分の判断を過信しすぎてはいけないことです。
 1冊の辞書に載ってないから覚えなくていい、と短絡的に考えてはいけません。

 辞書によって掲載されているかどうか違うので、複数の辞書で調べましょう。1つの辞書に載っていなくても書き取りで出題されるケース、何度もあります。



 熟字訓も同様に、辞書に掲載されているかどうかで覚えるかを決めます。goo辞書に載っていれば覚える価値あり、載っていなければ本番忘れても出題されない可能性が高いのであまり気にしないでおきます。
 高得点を狙うリピーターの方々は、漢検漢字辞典の巻末の熟字訓一覧をすべて覚える気持ちでないといけませんが、まず1級合格をめざそうという方々は頻出問題+過去難問を押さえる程度でいいです。これで6点は取れます。


 熟字訓項目は範囲が広く配点が少ないため、非常に効率が悪いです。
 もし熟字訓の勉強不足で1点足りず不合格だったとしても、そのときは熟字訓以外の項目のミスをなくせば合格できたはずです。

 当て字や熟字訓が好きな方以外は、熟字訓を多く覚えることより、読み問題の意味を調べることに時間を使いましょう。



 ちなみに今回の熟字訓は「九面芋」以外goo辞書に掲載されていて(「蝌蚪」「没分暁漢」は一応載っている程度)、九面芋は過去難問でしたので正解できます。辞書に掲載されているものを網羅しているわけじゃ… と心配する必要はないです。今回過去に出題されているもので7点取れました。これだけ取れれば合否にほとんど影響しないと言っていいでしょう。







 冗漫な文章になってしまいました。まとめます。



 まず漢検1級合格を目指す方は、現在(H27)の出題内容で合格するためには分野別精選演習5冊分の知識が必要だと考えましょう。


 そのうち1冊分は普段の意識の問題、『シャックリやチミドろという言葉を聞いて、漢字が思い浮かばなかったら調べる』、『木へんが苦手だから木へんの漢字だけでも覚えてみる』などです。
 意識の違いが問題集1冊分の知識になるのです。
 せっかく知る機会があるのに、それを逃してしまったらもったいないですよ。



 1冊の問題集を過信してはいけません。たくさんの問題集を解いて幅広く知識を身につけましょう。
 過去問は非常に有効です。解いていないと、過去難問のせいで解いている人と10点以上差がついてしまうかもしれません。

 熟語の意味、漢字そのものの意味(訓読み程度で十分です)をしっかり調べましょう。漢字の意味を知っていればそれが基礎となって、きいたことのない難問も答えられることがあります。





 高得点を目指すリピーターの方は、漢検漢字辞典に掲載されている言葉、特に意味を把握しにくい熟語はしっかり書けるようにしましょう。漢字の意味さえわかっていれば連想できる熟語は無理して覚えなくていいです。



 漢検四字熟語辞典に掲載されている四字熟語のうち、人名を除いたものすべてに目を通しましょう。これが最優先。

 「○○之○」は四字熟語としてではなく、ほかの項目で出題される可能性が高いです。無視してはいけません。




 熟字訓・当て字は、漢検漢字辞典の巻末を参考にしつつ、広辞苑レベルの辞書に掲載されているかどうかを確認して、掲載されているものを優先して覚えた方がいいです。マニアックな熟字訓を覚えるより、音読みとして過去に出題された言葉を書けるようにしたほうが効率的です。


 過去問の音読みや文章題の文章を隈なく読みましょう。数年後に書き取り問題で出題される可能性があります。


 過去難問を調べる際、ついでに類義語や対義語を調べておきましょう。


 故事・諺はやれるだけやりましょう(笑
 典拠が有名なもの、有名な人の詩の一部がよく引用されている印象です。根拠はないです。



 地道に点数をあげていくなら、よくわからない熟字訓を覚えるより読みや文章題で検定問題に紛れ込んだ熟語を覚えたほうがよさそうです。優先順位をつけることってけっこう大事かも。






 何を言おうと、リピーターの方々は時間をたっぷり使って、目にした言葉を片っ端から覚えていかなければならないということですね…













 毎度中途半端な感じですが今回はここまで。


 あくまで私の意見なので鵜呑みにしないでください。参考程度にして、自分なりによりよいイメージや勉強法を育てていってください。自分なりの勉強方法を確立していければそれが一番ですので。



 高得点を狙うためにはかたくなすぎてもいけません。非効率だと感じる他者の勉強方法でもきっと役立ちます。

 柔軟に対応するのもリピーターに必要な能力なのかもしれませんね。
平成27年度第1回漢検1級




 記事まとめが遅くなってしまってごめんなさい。今年も受けてきました! 漢検1級。




 こんにちは。H26-3以上に勉強がはかどらなかったぶろです。


 学ぶ上で時間を割くことはとても大事です。

 いかに勉強する気力を保つか、というのはとても重要だと改めて思いました。


 勉強する効率云々より、まず時間を使うことですよね!






 さて、今回は漢検漢字辞典の熟語を総ざらいしてみよう! という野望をたてました。

 漢検漢字辞典を1ページずつ確認、知らない単語をすべて書き出すという作業。

 書き出しただけでは覚えないので、勉強終了後にまとめます。

 書き出した単語のうち、とりわけ意味の把握しにくいもの、個人的に覚えにくいなと感じたものを選びます。


 それらの単語をまとめます。手元のノートにもう一度書き起こすこともありますし、ツイッターに備忘録として残しておくこともあります。
 後者のほうがふと確認したくなったときに確認しやすいのが利点です。文字を打ち込むのに時間がかかるのが欠点です。
 

 という作業を今回(H27-1)の検定までにすべて終えようかなと思い実行しましたけど、結局のところあいうえお順「さ」あたりで挫折… 4月~5月にやる気を維持できませんでした。

 完全にあきらめたわけではないので、ひきつづき進めます! 次の検定までに終わらせる目標で!





 前回必死になって覚えた熟字訓はほとんど忘れてしまいました。単語帳を作って定期的に眺めるのがよさそうですね。
 熟字訓は覚えにくくて忘れやすいので好きではないです(´・ω・`)










「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。
   





 今回もはぶさんのブログに予想解答がまとめられています! 毎度ありがとうございます!









 (一)、読み: 29/30
 
 難易度は今回も例年通りというとこでしょう。新出があまりない印象で、むずかしいと思われるものは準1級配当のものが若干多かったです。
 訓読みは私の予想通りといったところ。読み・書きのいずれかで、常用漢字の1級配当読みが2回に1回ほど出題される傾向でしたので、そこを徹底的に確認したため1点増えました!
 読み間違えたのは九竅。わかっているのに読み間違えてしまう…






 (二)、書き: 30/30

 書き取りも例年通り? 予想の斜め上を行くような問題数問+過去問という構成。
 最近、こんな字を書かせるの!? と検定中ど肝を抜かれることが多いです。今回も例に漏れずそんな感じ。
 訓読みの同音異義語がなく、音読みの1組だけでした。そろそろネタ切れでしょうか。


 

 (三)、国字: 10/10

 1年ぶりの単位書き取り。トンではなくミリリットルでした。





 (四)、語選択書き取り: 8/10

 個人的にわかりやすいひっかけだったので、語群選びで困ることはありませんでした。
 妙な限定がされていたらむずかしめの単語! これ鉄則ですね!





 (五)、四字熟語: 30/30

 今回も1つ、漢検四字熟語辞典に掲載されていない問題が出題されました。
 それ含め新出3問、過去問5問、頻出2問といったところでしょう。

 過去に出題された四字熟語をしっかり把握していれば7問書け、新出3問のうち2問は比較的類推しやすいものですので、個人的にはそこまでむずかしい四字熟語ではなかったです。
 幸い掲載されていない1つは大修館の四字熟語辞典で目にしたことがあり、迷うことなく埋まりました。






 (六)、熟字訓・当て字: 9/10

 新出3問、ついに4文字の熟字訓が出ましたね! 今回幸いにもすべて知っているもので構成されていましたが、玉筋魚をいいだこと書いてしまい満点とれず… 前回の宣言どおりにはいきませんでした。





 (七)、熟語の読み・一字訓読み: 9/10

 平易な問題でした。覘うをうかがうと書いたつもりですが、問題用紙にはなぜかうらなうと書いてありました。へんの部分が占ですからね、このミスをやらかしたのは私だけではないはず。





 (八)、対義語・類義語: 16/20

 前回の悲劇ほどではないにしろ、相当むずかしい部類でした。頻出は2問だけ。ここで大失点した方は少なくないでしょう。
 新出多め、「播遷」「拮据」は過去に出題されているものの別項目ですので、過去問で読みや書きを復習し、意味を把握していないものを調べ上げていれば得点できるレベル。
 対義語・類義語がむずかしくなくなる回が今後出てこないような気がしてきました。





 (九)、故事・諺: 16/20

 過去問を把握していれば6問正解できました。むずかしいことには変わりないものの、過去問を押さえていれば大失点は免れました。相変わらず誰が答えられるのかという難問はあるんですね…





 (十)、文章題: 26/30

 やや難というところです。数年前のようなとてもむずかしい文章題ではなく、単語はちょっとむずかしいけれど正解できないことはないという程度でした。リピータークラスなら8割以上取れる内容でしょう。






 自己採点で 183/200 易化したといわれれば易化したかなという程度、そこまで簡単ではありませんでした。合格率予想は11%台。
 ミスが多く、知っていた問題のミスで3点、答えられそうだった問題で4点。今の自分の実力の最高点なら190点も夢ではなかったです。










 













 さて、今回の出題級はどうなのでしょうか。
 準1級の知識をたくさん問う内容だった印象です。




 以下テンプレ





・各項目別に、漢検1級配当ではないものの配点を挙げ、( )内には常用漢字のみでの配点を挙げます。
常用漢字のみの構成で2点分、準1級配当までの構成で1点分なら 3(2) と表記します。

・標準解答が複数あり、どの字を書くかによって配当が変化するものは、より一般的なものを選びます(そのつど註釈をつけます)。

・常用漢字でも、常用外の読みであれば準1級、1級配当の読みと記載されていたら1級とします(常用外の判断については、平成24年3月発行「漢検要覧1/準1級」に準拠します)。

・熟字訓は、1級配当ではない漢字で構成されていても、例外を除きすべて1級配当とします。

・各項目内容:(一)読み、(二)書き取り、(三)国字、(四)語選択書き取り、(五)四字熟語、(六)熟字訓・当て字、(七)熟語の読み・一字訓読み、(八)対義語・類義語、(九)故事諺、(十)文章題 です。










 ◎ 平成27年度第1回

(一) → 4(0) ※1
(二) → 0(0) ※2
(三) → 0(0)
(四) → 0(0)
(五) → 2(2)
(六) → 0(0)
(七) → 0(0)
(八) → 8(4) ※3※4
(九) → 6(2)
(十) → 5(0)※5※6※7

計 → 25(8)


※1 結くは、常用漢字の漢検1級配当読みなので1級配当。
※2 ムラキは、漢検要覧に「斑(むら)」という記載がなかったため1級配当とした。
※3 ヒノエウマは、「丙」「午」ともに準1級配当。
※4 シンショウは、「参(シン)」という読みが準1級配当。
※5 エンは、「宛(エン)」という読みが準1級配当。
※6 ハンパンは、「汎汎(常用)」「泛泛(1級)」どちらも正解だが、「泛泛」を一般的とし1級配当。
※7 キョウコクは、「頃(キョウ)」という読みが準1級配当。

 ここに挙げたものは1問ごとの最高配当が1級でないもののみを数えたもので、準1級配当の字を含む1級配当の熟語等は含まれていない。



 昨年度と比較したら、1級配当のものが多いのですね! びっくり
 私の予想通り、割合でみると今回は準1級配当のものが多かったようです。準1級の知識は必須ですね。




 1級と準1級、どちらを受けてみようか悩んでいる方はこちら












 ミスをなくすことが大事と宣言しておいてミスばかり。うーん次回こそなくしたいです。





 読みの練習がまだまだ足りなかったようです。
 わかっていても感覚をつかむため、検定前はたくさん解いておかないといけないですね。反省します。









 検定当日、当日までのTwitterの動向は、平成27年度第一回漢字検定1級で。








平成26年度第3回漢検、受けてきました




 TeNQ、気になります。暖かくなったら行ってみようかな。




 こんにちは。第3回検定は毎年気が緩みがちなぶろです。



 寒いからか、あまり勉強する気力がわきません。

 ただ前回に引き続き、熟字訓の強化はしました! 出題されそうな熟字訓、200個ほど覚えました。
 この調子で勉強を続ければ、あと数年で熟字訓の知識はほぼ完璧になりそうです。






 今回検定までに行った勉強は、四字熟語の確認し、新しい熟字訓の知識を増やすという程度でした。



 復習のたぐいは一切行わなかったです。




 ほか、漢検1級リピーターの方々のブログを拝見し、そこでまとめられた資料も参考にしました!








 さて今回、H26-3の漢検1級、今年度H26-1、H26-2が相当むずかしかったために易化するかなと思いました。


 H26-2は私の相性にあっていたようで、堂々と易化と表現してしまいましたが世間では難化という扱いでした。


 以前より簡単になった、むずかしくなったという基準には自信があったので、ちょっぴり残念です。








 


「頻出」 → 今まで何度も出題されている(と感じる)もの。
「過去問」 → 過去に難問として出題されたもの。出題された回数は2回以上だけれども頻出とまではいえない。
「初出」 → おそらくはじめて出題されたであろう難問。この初出がまた出題されたら、以降は過去問扱い。
   





 今回もはぶさんのブログに予想解答がまとめられています!









 (一)、読み: 24/30
 
 音読みはいつも通り。みたことのない熟語がちらほら出てきて頻出や過去問が少ない印象です。1文字ずつ読むことになれていないと相当むずかしく感じるかもしれません。
 訓読みはやや難でしょう。頻出と過去問を押さえていれば10点中6点は取れました。






 (二)、書き: 24/30

 書き取りは難化しました。今年度は頻出問題が少なくなり、準1級~常用配当の組み合わせの字が多くなった印象です。おそらく次回の検定もこの傾向でしょう。
 四字熟語辞典にしっかり目を通していれば解ける問題が2問ありました(「曲肱の楽しみ」「懸河の弁」)。



 

 (三)、国字: 10/10

 今年度、3回すべて単位の書き取りがありませんでした。次回は「トン」の書き取りが出そうですね!





 (四)、語選択書き取り: 8/10

 前回と比べれば易化です。ひっかけが少なく、6点までは比較的容易に取れそうな内容でした。
 三字熟語、今回も出題され「遊冶郎」でした。どれだけ知名度の低い語かは知りませんけど、私が普通に知っていた熟語ですので、H26-1「窮措大」、H26-2「卵塔場」よりは易問であったと予想します。





 (五)、四字熟語: 28/30

 前回と同様、かなりむずかしい四字熟語の問題となりました。初出3問といったところで、2問は漢検四字熟語辞典に掲載されていませんでした。
 その2問について、1問は以前出題されている四字熟語「三豕渉河」の類義語としてひっそり書かれている「三豕渡河」、もう1問は漢検漢字辞典には掲載されている「拓落失路」です。
 頻出4問、過去問3問、新出3問でしょう。20点を下回ってしまった方は、過去に出題された四字熟語をしっかり確認しておくべきです。
 四字熟語項目、ほんと厳しくなりましたね。





 (六)、熟字訓・当て字: 9/10

 頻出4問、過去問4問、新出2問でした。新しい熟字訓を覚えていなくても8点取れる問題でしたので、標準的なむずかしさです。前回(H26-2)は初出が多かったので易化でしょう。
 熟字訓をしっかり押さえて「礬水(どうさ)」は答えられましたが、当て字「倍良(べら)」はわからず、ばらと書いてしまいました。
 次回こそ満点を取れるよう対策します。





 (七)、熟語の読み・一字訓読み: 10/10

 後半の2問が読みにくく、ここでリピーターとそうでない方との差が出たでしょう。リピーターは9~10点、漢検1級合格を目指す方は6~7点となったでしょう。
 ただ、6点取れていれば大きな損はないので、合否に大きく関わる内容ではありませんでした。





 (八)、対義語・類義語: 14/20

 今年度の類義語・対義語は、若干むずかしい熟語を多く織り交ぜてあり、今までの経験や漢字の意味から予想して答えさせる傾向でした。今回もそれに沿っています。
 前回よりだいぶむずかしかったです。語群の語がどの熟語に相当するのか、わからなかったのは久しぶりです。書き間違えて10点を下回ってしまった方は多そうですね。後ほど送付される合否結果、この項目の平均点は10点を下回っていることでしょう。
 読みで目にしたことのある「殷富」「樊籠」「詆毀」、おそらく初出の「惨落」「襟度」、この項目で高得点だった方は合格圏内でした。





 (九)、故事・諺: 16/20

 初出は5問ほど。四字熟語に依存し出題されたようで、その問題は4問ありました。
 以前に難問として出されたものが出題されていて、かなりレベルの高い問題でした。
 故事・諺を知っているかというより、言葉を知っているかどうかも大事かなと感じました(「権道」「粢」)。
 対義語・類義語とこの項目で7割ほど得点できれば、よほどのことがない限りほぼ合格確定です。





 (十)、文章題: 29/30

 近年まれにみる平易な問題の集合で、30点満点を取れた方は少なくないでしょう。
 読みを1問間違えてしまいました。この項目で満点を取れることはほぼないので悔しいところです。






 自己採点で172/200 むずかしかったです。ミスが多かったのが悔まれます。私の実力でミスがなければ、さらに+6点でした。






 全体を通してむずかしい部類の問題となりました。
 H26-1と同程度の難度、幅広く知識を問う内容でした。合格率は8%というところではないでしょうか。



 













 今回ももちろんまとめます。

 出題された問題が「常用(漢検10~2級)配当」「準1級配当」「1級配当」のどこに属するかをまとめた項目別配当難度。
 漢検1級なんだから「1級配当」で100%では? と感じる方もいそうですが、そんなことはないのです。

 以下テンプレ





・各項目別に、漢検1級配当ではないものの配点を挙げ、( )内には常用漢字のみでの配点を挙げます。
常用漢字のみの構成で2点分、準1級配当までの構成で1点分なら 3(2) と表記します。

・標準解答が複数あり、どの字を書くかによって配当が変化するものは、より一般的なものを選びます(そのつど註釈をつけます)。

・常用漢字でも、常用外の読みであれば準1級、1級配当の読みと記載されていたら1級とします(常用外の判断については、平成24年3月発行「漢検要覧1/準1級」に準拠します)。

・熟字訓は、1級配当ではない漢字で構成されていても、例外を除きすべて1級配当とします。

・各項目内容:(一)読み、(二)書き取り、(三)国字、(四)語選択書き取り、(五)四字熟語、(六)熟字訓・当て字、(七)熟語の読み・一字訓読み、(八)対義語・類義語、(九)故事諺、(十)文章題 です。










 ◎ 平成26年度第3回

(一) → 1(1) ※1
(二) → 6(2) ※2※3
(三) → 0(0)
(四) → 2(2)
(五) → 8(8) ※4
(六) → 0(0)
(七) → 0(0)
(八) → 4(4)
(九) → 6(4)
(十) → 5(0)

計 → 32(21)


※1 尽れるは、常用漢字の漢検1級配当読みなので1級配当。
※2 ホツれるは、「解れる」が常用漢字の漢検1級配当読みなので1級配当。
※3 高ツキは、「坏(1級)」「杯(常用)」のどちらも正解だが、「坏」を一般的とし1級配当。
※4 「拓落」失路、南郭「濫吹」どちらも常用配当で、意味も問われていることから、書き取り各2点、意味選択各2点の計8点とした。








 前回とほぼ同じ結果となりました。今後も1級配当ではない問題が15%ほど出題されそうですね。
 常用漢字と準1級配当がすべてわからなくても170点ほど取れる、というわけではないので悪しからず。
 ここで浮き彫りになった32点分は、正解しにくい問題です。準1級も含めてしっかり復習しましょう。


 1級と準1級、どちらを受けてみようか悩んでいる方はこちら












 前回と同じ箴言となってしまいますが、ミスをなくすことが大事です。痛感しました。




 今回の検定まで、ほぼ熟字訓の勉強のみとなってしまいました。復習、特に読みは、わかっているつもりでも定期的に行わなければいけないですね。










 検定当日、当日までのTwitterの動向は、平成26年度第三回漢字検定1級で。



ことわざ検定3級、合格しました




 ことわざ検定3級の出題形式や対策などは、ことわざ検定3級についての前回の記事を参照してください。




 こんにちは。漢字中だるみのぶろです。



 毎年、年始は気力がなくなっている気がします。
 11月ごろは1日数個の当て字・熟字訓を覚えようと躍起になっていましたが、今やその覇気はなくなってしまいました。そのときに覚えた当て字・熟字訓はしっかり押さえます。





 さて、11月末に受けたことわざ検定、合否結果が届きました!!




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 153/160、受検者全体で2位でした。合格です。

 結果コメントが漢検のものと似すぎていておもしろいですね。


 正解率レーダーチャート、最高値が120%の意味はわからないです。どうあがいても100%を超えないんじゃなかろうか。



 派手な配色の合格証書でした。普段みるものは漢検のものばかりなので、豪華な印象です。







 次回のことわざ検定、2級を受けたいところですが、公式ガイドブックの使いにくさが障壁となっているので悩ましいです(それくらい公式ガイドブックが使いにくい)。



 来年度は今まで受けようと思っていてスルーしてきた日本語検定を受けたいです。勉強しないと。















 漢検まであと2週間ほど。気を抜かずにしっかり復習しないといけないですね! それでは。
第12回漢検の研修会、参加してきました!



 東京で行われる漢検の研修会には2度目の参加です。



 こんにちは。もう来ることもないかと思っていた日本青年館へ再び行ってきたぶろです。



 前回東京で行われた研修会も日本青年館。

 東京オリンピック誘致のため、建て直しを行うこととなっていました。


 なので、2年前の研修会で訪れた際は、これで最後かとしみじみしていました。
 別の日に近くを通った際は、寄り道をして建物やその周辺を撮影しました。



 こう言っちゃあれですが、まだ建物残っていたんですね。
 ちなみに漢字教育サポーターの修了式も日本青年館で行われるらしいので、また行く予定です。今度こそそれで最後になりそう。



 午前中は漢字教育サポーター(一般で受ける方は漢字教育士)の交流会、午後は漢検生涯学習ネットワークの研修会という構成。
 今期の漢字教育サポーターを受講しているので、私は午前から参加することに。



 午前の交流会は、住んでいる地区の近い人同士、第1期から現在受講している第3期の方が5~6人のグループになって言いたい放題する流れでした。

 人見知りなので知らない人といきなり話すのはちょっと…と、寝坊をいいわけに行くのをやめようかという考えもよぎりましたが、とっても楽しくお話できたのでかなり充実していました!


 私のグループで具体的に話した内容は、教育サポーターとして実際に講演をなさっている方の講演内容や集客(?)の大変さ、同期の教育サポーター同士で知識をより深めるために行っている研修会の内容、現在の漢字教育サポーターの授業の構成の善し悪しなどでした。

 最初は時間が余ってしまうのでは、と感じていましたが、実際は全然足りませんでした。午後から始まる研修会までの間、教育サポーターの方々と食事をしながら話し合いをしていました。




 午後は阿辻先生の、「ちょっと話しにくい漢字学」。内容が内容なので資料は配られませんでした。

 まともな内容では、「あたりめ」「当たり鉢」は「するめ」「すり鉢」の「する」という単語が縁起悪いので、それを縁起のよいものに変えている、中国語でもそのように変化した例はある、というものでした。





 講演の後は恒例の交流会。


 知り合いの輪を広げるというよりは、ツイッターの知り合いの方々との交流を深める談話となりました。

 



 話が尽きないので喫茶店で談話の続きをし、遠方から来た方々と小さな観光をして解散。充実した1日でした。







 京都で研修会が行われる際はぜひ行きたいですね!

 京都へ行きたくてたまらないですが、金銭面の問題が大きくてなかなか行けません。来年こそは行きたいです。















 当日のツイッターでの動向は、こちらをご覧ください。
 第12回漢検生涯学習ネットワーク研修会 - Togetterまとめ
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